ウズベキスタン(Uzbekistan)

ウズベキスタン(Uzbekistan)
旅行ガイド

ウズベキスタンには美しく・技術の高い建築遺産が多く存在します。文化的建造物が多いため、世界遺産に登録されている都市もあります。また、ウズベキスタンの歴史・伝統を知ることができる博物館や美術館、バザール、ウズベキスタンの宗教にも触れることができる廟や神学校などもあり、国の魅力を存分に感じることができます。

基本情報

ウズベキスタンは中央アジアの中心にある共和国です。アムダリア川とシルダリア川の間にある古代国家であり、歴史的に最も重要だと考えられています。人口は、約2960万人です。かつてはシルクロードの要衝として栄えた国であるため、今でもオアシス都市が点在しています。歴史のある建築物から、1966年に起きた大地震後に作られた新しい建築物まで、その美しさと技術の高さで注目されています。 ウズベキスタンの治安は、そこまで悪くありません。しかし、スリや置き引きは存在するので、バザールや電車の中などでは貴重品などから目を離さないように注意しましょう。また、非公式のタクシーや夜行列車での旅は危険です。

観光客が多く訪れるレストランではチップが期待されているので、もし渡すのであれば総額の10%ほどを渡しましょう。カフェやチャイハナではサービス料が加算されていることが多いので、その場合はチップを渡す必要はないでしょう。

ウズベキスタンには、撮影禁止地域というものがあり、空港、駅、地下鉄、橋梁、軍事施設などの場所で撮影が禁止されているので注意しましょう。違反してしまった場合、カメラやフィルムを没収されることがあります。

また、外国人はパスポート携帯義務があり、審問されたときに持っていないと警察署に連行されるおそれがあるので、パスポートは必ず持ち歩きましょう。パスポートのコピーではダメです。

ウズベキスタンでの常識として、道端での飲酒、公共の場で女性が喫煙することはあまり良くないので避けましょう。

ウズベキスタンの代表的な都市

ウズベキスタンの観光地

ウズベキスタンには、モスクやメドレセ、廟などの建造物が多く存在します。見た目が美しいだけでなく、建築技術も高いところが大きな魅力です。サマルカンドには、このような文化的建造物が多く、世界遺産にも登録されています。

また、国や町の歴史に触れることが出来る博物館や、スザニや絨毯などの美しい民芸品や工芸品を観ることができる美術館が多く存在します。また、各都市にあるバザールでは、香辛料やドライフルーツなどウズベキスタンならではの食料品や生活雑貨、レストランにはないような伝統的なウズベク料理が食べられたりと、ウズベキスタンの人々の生活や暮らしを垣間見ることができます。

ウズベキスタンの気候

タシケントは典型的な大陸性気候のため、夏は非常に暑く、冬は比較的寒い、と寒暖差がとても激しいです。降水量は東京に比べて遥かに少なく、年間の降雨日数も30日ほどと少ないため、基本的に乾燥しています。夏は特に降水量が少なく、冬になると雨が降ります。四季はありますが、春と秋が短いです。7~8月は酷暑期であり、真夏の日中は30度を超える日が続きます。タシケント旅行に適しているのは気候がおだやかな4~6月と9~10月です。この春や秋は薄手の長袖、夏は半袖がよいでしょう。しかし、夏は日差しが強いのでサングラスや帽子、日焼け止めが必要です。冬は寒いですが極端に防寒装備をする必要はありません。

ウズベキスタンのお水事情

ウズベキスタンで水を飲む際は、ペットボトルのミネラルウォーターを飲みましょう。ガス入りとガス無しのものがあります。多く見かけるのはNestleのミネラルウォーターで、青色のみのラベルのものがガス無し、青と赤のラベルがガス入りです。

ウズベキスタンのトイレ事情

公衆トイレはほとんどありません。デパートや博物館、レストランにあるトイレを利用しましょう。駅やバスターミナル、デパートのトイレは有料になっているところがほとんどで、300〜500CYMほどかかります。トイレは、ウズベク語で「ホジャットハナ」、ロシア語で「トゥアリェート」です。男性マークもしくはMかEが男性用で、女性マークもしくはЖかXが女性用です。

ウズベキスタンの言語

公用語はウズベク語です。ロシア語も通じます。

ウズベキスタンの祝日

2014年
1月1日 新年
3月8日 国際婦人日
3月21日 ナウルーズ(春祭り)
5月9日 追憶の日
7月28日 ※ラマザン・ハイート(ラマダン明けの祭)
9月1日 独立記念日
10月1日 教師の日
10月4日 ※クルバン・ハイート(犠牲祭)
12月8日 憲法記念日

※は太陰暦によって変わる移動祝祭日のため、毎年異なります。

ウズベキスタンの入出国・ビザ・バスポート

観光でもビザが必要です。到着後に空港で取得することができないので、入国前にウズベキスタン大使館の領事部で取得しておく必要があります。

パスポート残存期間は、ウズベキスタン出国時から3ヶ月以上必要となります。

ウズベキスタンでは入国後72時間以内に、滞在登録をしなければなりません。
観光ビザでウズベキスタンに入国した場合、ホテル以外では滞在登録ができなくなっています。ホテルが代行して滞在登録をしてくれ、登録を済ませた証拠にスタンプが押された紙を渡されるので、大切に保管しておいてください。観光ビザ以外のビザで入国して、知人・友人の家などに泊まる場合は、必ず自分で滞在登録を行ってください。
ウズベキスタン出国時には、滞在登録や税関申告について細かくチェックされます。そのことを頭にいれ、滞在登録ができない宿には泊まらない、税関申告では正しい金額を記入する、というようにルールを守るようにして下さい。

通貨を持ち込む際は、金額に関わらず税関申告が必要です。1万US$相当額以上は銀行などの証明書が必要となります。申告した額以上の通貨は国外に持ち出せないので注意が必要です。他にも、貴金属やカメラ、コンピューターなども入国時に税関申告が必要です。物品に関する規定が曖昧なので、ハイテク製品や高額なものなど疑わしいものは全て申告しておくことをお勧めします。持ち込みに制限があるものは、タバコ(1カートンまで)、アルコール飲料(2ℓまで)、香水(個人で使う範囲内で)、などの品物です。また、50年以上前に生産されたもの、文化的価値があると見なされる美術品や民族楽器などは特別な許可がないと持ち出すことができません。バザールやアンティークショップで買い物をするときには、持ち帰ることができるものなのか確認しましょう。

ウズベキスタンの都市一覧

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