国内・海外航空時刻表情報ガイド「SKYCH」

基本情報

他の街からパムッカレに行くにはデニズリの町が中継地点となります。デニズリまではイスタンブールから飛行機で1時間10分。空港からデニズリ市内まではバスがあります。デニズリからはバスやミニバスでパムッカレに向かいましょう。ミニバスは、デニズリ、パムッカレ、カラハユットを巡回しているので便利です。世界遺産に登録されている石灰棚とヒエラポリスそしてパムッカレ温泉は歩ける距離にあるのでカラハユットまで行かなくても充分楽しむことが出来ます。

パムッカレの観光地

パムッカレの見所は大きく分けると二つあります。1つ目は、白い石灰の結晶が台地全体を覆い、神秘的な石灰棚。2つ目は、町全体に遺跡が点在し、町が大きな博物館のようなヒエラポリス。この2つは全く違った景色や雰囲気が楽しめます。また、町の中心にあるパムカッレ温泉には温泉と遺跡という町全体を凝縮したような不思議な世界観が広がっています。

パムッカレの気候

パムッカレの気候は、冬が雨季、夏が乾期にあたります。イスタンブールに比べ寒さは穏やかだが、冬は雨具が必須。夏は暑さが厳しく、30℃以上、40℃に達することもあります。主な観光地である石灰棚、ヒエラポリス遺跡とも日陰はないので、帽子、サングラスなど日焼け対策をしていくと良いでしょう。春や秋は比較的穏やかな気候で日本の気候とも似ています。観光には最適です。

パムッカレの代表的な観光スポット

石灰棚

世界遺産に登録されている石灰棚は、台地上部から流れ出るお湯に含まれる石灰が長い時間をかけて結晶して台地を覆ってできたものです。結晶した石灰は白くなり、石灰棚が段々畑のように広がり、まるで雪山のように見えます。ブルーの湯との白のコントラストが言葉には表現できない美しさです。温泉が枯れつつあるため、棚に湯を流すのは夏の日中のみとなっていますが、普段は遊歩道を歩いたり、一部の石灰棚には入ることもできます。

○営業時間：8:00～19:00(冬期～17:00)
○定休日：無休
○料金：5YTL

ヒエラポリス

紀元前190年に始まった都市の遺跡で、この都市はローマ、ビザンツ時代まで繁栄はつづいたとされています。一番の見どころはパムカッレ温泉裏にある円形劇場で、保存状態がよく、ファサードの部分にはギリシア神話の神々の彫刻も残っています。他にもヘレニズムや、ビザンツ様式の遺跡が広い範囲に点在し町全体が博物館のようです。また、ヒエラポリス博物館もあります。

○営業時間：8:00～19:00(冬期～17:00)
○定休日：無休(ヒエラポリス博物館は月曜休館)
○5TYL

カラハユット

石灰棚から西へ5kｍほど行くとあります。鉄分を多く含むここの湯は赤い色をしているため、レッドスプリングRed Springといわれています。ホテルやペンションが立ち並び、観光客や、療養に訪れる人が多いです。そのため、中心部にはお土産屋さんも並び、温泉街のような雰囲気です。有料だが、宿泊客ではなくてもリゾートホテルの温泉には入れるところも多いです。

○交通情報：デニズリのオトガルからミニバスに乗り、約４０分。ミニバスの料金は２YLT

パムッカレのおすすめグルメ

パムカッレのレストランは、ジュムフリエット広場周辺に数件ありますが、冬はほとんど休業するので、冬期は通年営業のペンションで食事をしましょう。

パムッカレのおすすめレストラン

Mehmet's Heaven

Mehmet's Heavenは、床に座ってくつろげる席と石炭棚を望むテラスがある家族経営のお店です。
メインは8~10YTL、セットメニューは10~15YTLからです。水タバコ、冷たいエルマチャイのサービスもあります。荷物の預かりは無料です。

○住所：Pamukkale Kasabasi ○営業時間: 9：00～24：00 ○定休日： 無休 ○TEL： (0258)2722643 ○クレジットカード：不可

パムッカレのエンターテイメント

パムッカレのおすすめのエンターテイメントを紹介します。旅を楽しめるテーマに厳選してお届けします。

パムッカレ温泉

温泉プールの底に本物のローマ時代の遺跡が沈む温泉。古代遺跡の石柱に腰かけて温泉につかることが出来ます。水が澄んでいるので、湯につかりながら源泉から湯や泡が噴出しているのを眺めれば贅沢で、珍しい経験が出来ます。しかし、底は場所によって4～5ｍあるので十分注意が必要。水温は35°前後であまり高くないので長湯で思う存分楽しみたいところです。

○TEL：0258 272 2024
○FAX：0258 272 2025
○営業時間：8:00～20:00(冬期～16:00)
○定休日：無休
○料金：入場料18TYL、ロッカー使用料2TYL