ワルシャワ(Warsaw)

ワルシャワ(Warsaw)
都市の魅力

ワルシャワは、ポーランドの首都です。戦前の歴史的建造物を復元した旧市街、新市街、旧王宮や宮殿、教会、博物館など多くの観光スポットが存在します。ワルシャワ歴史地区として世界遺産にも認定された美しい街並みを見ることができるだけでなく、キュリー夫人、ショパンなど歴史的人物との関わり、ワルシャワの歴史などを知ることができる街です。

基本情報

ワルシャワは、ポーランド最大の都市であり、首都でもあります。第二次世界大戦中に破滅的な打撃を受け、街の8割以上が破壊されました。しかし、市民が歴史的建造物や美しい街並みを忠実に再現し、復元したため、今でも戦前の古き良き街並みを見ることができます。市民の努力の甲斐もあって、ワルシャワ歴史地区として世界遺産にも認定されました。ワルシャワ中心部から約10kmのところにワルシャワ・フレデリック・ショパン国際空港(別名:オケンチェ空港があります。移動には、市バス、トラム、地下鉄、タクシー、鉄道を利用します。特にバスとトラムは街中を網目のように走っているため、観光にも非常に便利です。

ワルシャワの観光地

ワルシャワには、戦前の歴史的建造物を復元した旧市街・新市街があり、ワルシャワ歴史地区として世界遺産にも認定された美しい街並みを見ることができます。また、旧王宮、聖十字架教会、ワルシャワ蜂起記念碑や人魚像、歴史的人物について知ることができるキュリー夫人博物館やショパン博物館、歴史博物館、科学技術博物館、文化科学宮殿など、歴史的な魅力があふれる観光スポットが盛りだくさんです。

ワルシャワの気候

ワルシャワには日本のように四季がありますが、一年を通して日本より気温が5~10度程低いです。6~8月が夏で、気温も日本の夏よりは低く、湿度も低いため過ごしやすいです。 8月末から秋に入っていき、10月頃には雪が降り始めます。10~3月は平均気温が10度以下で、零下になる日もあるのでダウンジャケットやマフラーが必要です。春と秋は短く、朝晩の気温差が激しいので、夜はセーターやジャケットがあると良いでしょう。また、夏は降水量が多いので、雨具を持ち歩くことをおすすめします。

ワルシャワの代表的な観光スポット

旧市街・新市街

第二次世界大戦中にドイツ軍によって8割以上が破壊されてしまった旧市街ですが、ワルシャワ市民の努力により、戦前の建築物が忠実に再現、復元されました。17世紀から18世紀にかけての歴史的建造物を、レンガや壁のヒビに至るまで正確に再現したといわれています。旧王宮から旧市街市場広場、新市街にかけて続く美しい古き良き街並みは、ワルシャワ歴史地区として世界遺産にも登録されています。旧市街市場広場の真ん中にあるワルシャワ市の紋章のデザインにもなっている人魚の像も有名な観光スポットです。

旧王宮

ヨーロッパで最も美しい宮殿の1つといわれていたこの旧王宮は、王の住居だけでなく、国会、大統領執務室、士官学校、国立劇場などもありました。旧王宮も第二次世界大戦中に破壊されましたが、市民の力により復元されました。美術史家や復元専門家によって持ち出されていた美術品や装飾品も再び配置されています。王宮内は見学が可能で、王冠の間、大理石の間、舞踏の間、王の寝室や書斎など豪華な室内を実際に見ることができる。

○営業時間:5~9月 火~土 10:00~18:00/日 11:00~18:00 、10~4月火~土 10:00~16:00/日 11:00~16:00 ※月曜、祝日は休み
○料金: 王宮ツアー22zl(14zl) 日曜無料。 英・独・仏・露・伊・西のガイドツアーは別途97zl。
クビツキ・アーケード(城の地下に建てられたアーケード)は8zl(4zl)。
オリエンタル絨毯の展示 6zl(4zl)。

ワルシャワ歴史博物館

ワルシャワの歴史についての貴重な資料が展示されています。特に、館内に何点か展示されている戦争直後のワルシャワ市内の写真や、上映されている20分ほどの第二次世界大戦の記録映画もからは、戦争による破壊力の凄まじさと、市内を復元した市民の多大な努力を感じることができます。

○営業時間:火・木 11:00~18:00、水・金 10:00~15:30、土・日10:30~16:30 ※閉館1時間前まで入場可。月曜・祝の翌日は休み。
○料金:大人 8zl、子供・学生 4zl、記録映画 6zl。

キュリー夫人博物館

キュリー夫人の生家をそのまま博物館にしたもので、夫人の研究に関する資料、写真や所持品、夫人が実際に使っていた実験道具などが展示されています。

○住所:Freta 16
○TEL:22-831-8092
○URL:http://muzeum-msc.pl/
○営業時間:火 8:30~16:00、水~金 9:00~16:00、土 10:00~16:00、日 10:00~15:00 ※月曜・祝日は休み。
○料金:大人 10zl、子供・学生 5zl。

聖十字架教会

ショパン一家が通っていた教会であり、ショパンの心臓が納められている場所でもあります。第二次世界大戦中、ドイツ軍の攻撃によって教会の3分の1が破壊され、ショパンの心臓も持ち出されてしまいましたが、戦後教会は建てなおされ、ショパンの命日である1945年10月17日に心臓も戻されました。教会内では、金銀を使用した美しく豪華な祭壇を見ることができます。

○住所:Krakowskie Przedmieście 3
○営業時間:8:00~12:00、16:00~18:00
○料金:寄付

ショパン博物館

2010年3月1日ショパン誕生200周年に合わせリニューアルオープンされた博物館内には、タッチパネルが取り付けられているだけでなく、照明や音響なども最新設備を用いているため、視覚・聴覚・触覚を通してショパンについて知ることができます。また、ショパンが最後に使ったプレイエル製のピアノ、2500点を超える関連資料や写真、自筆の譜面や手紙、ショパンやショパンに関連する人の肖像画などが展示されています。

○住所: Okólnik 1
○URL:http://en.chopin.nifc.pl/
○営業時間:5~9月 12:00~21:00、10~4月 12:00~20:00 ※月曜休み
○料金:大人 22zl、子供・学生 13zl。 ※火曜は無料

文化科学宮殿

文化科学宮殿は高さ234.5m、総床面積12万4000㎡、部屋数3288もある37階建ての高層ビルです。内部には、ポーランド科学アカデミーを始めとした各種研究所、外資系企業のオフィス、映画館、劇場、博物館、図書館、3つの劇場などが入っている。ガイドツアーに参加すると、地下にある秘密通路と大理石造りのホールなどを見学することができます。また、地上30階、高さ124mにある展望台からは、ワルシャワの美しい街並みを一望できます。
宮殿内にある科学技術博物館では、通信機器や石炭探索機、天文観測機器などポーランドの科学技術について知ることができます。また、宮殿北側にある進化博物館では、恐竜の化石や昆虫の標本などを見ることができます。

文化科学宮殿
○住所:pl. Defilad
○TEL:22-656-7600
○URL:http://www.pkin.pl/

科学技術博物館
○TEL:22-656-6747
○URL:http://muzeumtechniki.warszawa.pl/
○営業時間:4~9月 火~金 9:00~17:00、土・日 10:00~17:00
10~3月火~金 8:30~16:30、土・日 10:00~17:00 ※月曜休み
○料金:大人 10zl、子供・学生 5zl

進化博物館
○TEL:22-656-6637
○URL:http://muzewol.pan.pl/
○営業時間:火~土 8:00~16:00、日 10:00~14:30 ※月曜休み
○料金:大人 10zl、子供・学生 5zl。

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