ダブリン(Dublin)
ダブリン(Dublin)
都市の魅力
首都ダブリンは、豊かな歴史の層で結びつけられており、今流行りのバーやナイトクラブと山、ヒース荒野、海岸線、谷、滝と湖、有史以前で宗教的なサイト、豊かで劇的なお城など観光スポットがたくさんあります!
基本情報
アイルランドは、ヨーロッパ、アイルランド島の北部(北アイルランド)以外の地域を占める共和国です。人口は約400万人で、93パーセントがキリスト教カトリックを信仰しています。2005年の英エコノミスト誌の調査では最も住みやすい国に選出されていて、人口一人あたりの紅茶の消費量が、世界一です!公用語は島に古くから伝わるゲール語であるアイルランド語です。
アイルランドの観光地
都市ダブリンは、豊かな歴史の層で結びつけられており、今流行りのバーやナイトクラブと山、ヒース荒野、海岸線、谷、滝と湖、有史以前で宗教的なサイト、豊かで劇的なお城など観光スポットがたくさんあります!
アイルランドの気候
アイルランドの気候は年間を通して穏やかです。
イギリスの気候と似ており、雨がよく降りますが長い時間降り続くことはあまりないです。
夏は日本の夏よりも気温が低く、日本人にとっては過ごしやすい気候でしょう。
冬は、気温がとても低く寒い国だというイメージがありますが、日本の冬と比べて若干気温が低いくらいです。
アイルランドの治安
アイルランドはヨーロッパのなかでも治安のよい国です。
しかし、ダブリンなどではスリや置き引きなどの都市型の軽犯罪が比較的増加傾向にあるので、外から見えるバッグに多額の現金を入れるのはやめましょう。また、北アイルランドでは、プロテスタントとカトリックの対立が続き、治安の悪い場所との印象もありますが、普通の観光旅行には問題ありません。
アイルランドの水
アイルランドの水道水は、日本の軟水とは異なり硬水の地域が多いですが、そのまま飲むことができます。体調が不安な人はミネラルウォーターを買いましょう。炭酸なし(Still)と、炭酸入り(Sparkling)があります。
アイルランドの費用と予算
アイルランドの物価はヨーロッパの中でも高いほうだと言われています。
特に首都ダブリンの物価は高く、宿泊料や外食費、観光スポットの入場料なども高くなっています。
【食事】
・ランチ:?15(約1660円)前後
・ディナー:約?25(約2770円)以上
・ファストフード(ビッグマックセット):約?6(約665円)
・カフェのコーヒー:?2~3(約220円~330円)
・ギネスビール:約?4(約445円)
・コーラ/500ml:?1(約110円)
アイルランドのインターネット事情
アイルランドの多くの4つ星、5つ星のホテルでは、インターネットに接続することができます。また、空港にも有料でインターネットにアクセスできる場所があります。その他、街中の図書館では予約をすれば1時間ほど無料でインターネットを利用することができるので、大変便利です!
祝日
2012年(2013年)
1月1日 新年
3月17日 セント・パトリックス・デイ
4月6日 ※聖金曜日(3月29日)
4月8日 ※イースター(3月31日)
4月9日 ※イースター・マンデイ(4月1日)
5月7日 ※メイ・ホリデイ(5月6日)
6月4日 ※ジューン・ホリデイ(6月3日)
8月6日 ※オーガスト・ホリデイ(8月5日)
10月29日 ※オクトーバー・ホリデイ(10月28日)
12月25日 クリスマス
12月26日 セント・スティーブンズ・デイ
入出国・ビザ・バスポート
○ビザ
観光目的の旅であれば、通常は3ヵ月以内の滞在についてビザは必要ありません。
ただし、入国審査時には復路航空券の提示などが必要です。
○パスポート
パスポートの有効残存期間は基本的に滞在日数以上あれば問題ありませんが、できれば6ヵ月以上が望ましいです。なお、入国審査までに、機内で配られるカードLanding Cardの記入を済ませておきましょう。
○税金
アイルランドではほとんどの商品にVATと呼ばれる付加価値税が23%かかっています。旅行者は手続きをすればこの税金から手数料などが引かれて戻ってきますが、ホテル代や飲食代の分は還付されません。
免税を受けるには、免税の対象店(Tax Free Shopの表示がある店)で書類を作成してもらい、それを出国時に税関に提出すれば、払い戻しが受けられます。
■大使館情報
【ダブリンの日本大使館】
Embassy of Japan
住所 Nutley Building, Merrion Centre, Nutley Ln., Dublin 4
TEL(01)2028300
URL http://www.ie.emb-japan.go.jp
【アイルランド大使館】
Embassy of Ireland
URL:http://www.irishembassy.jp
住所:〒102-0083 東京都千代田区麹町2-10-7 アイルランドハウス5F
電話:03-3263-0695
ダブリンの代表的な観光スポット
聖パトリック大聖堂( St. Patrick’s Cathedral )
聖パトリック大聖堂は、1191年にノルマン人によって建てられた教会です。
5世紀に、この場所でアイルランドの守護聖人聖パトリックがキリスト教への改宗者の洗礼を行ったとされていて、ここには「ガリバー旅行記」で有名なジョナサン・スウィフトも埋葬されています。
www.stpatrickscathedral.ie
アイルランド国立博物館/考古学・歴史館( National Museum, Kildare Street )
アイルランド国立博物館は、1854年に当時の鉄道ウィリアム・ダーガンの尽力により建設され、1864年にオープンされました。館内には、紀元前2000年から20世紀に至るまで広範囲に渡る素晴らしい美術工芸品が展示されています。
○住所: Merrion Sq. West & Clare St., Dublin 2
○TEL: (01)6615133
○開館時間: 9:30~17:30/木9:30~20:30/日12:00~17:30
○定休日:聖金曜日/12.24~26
○料金:無料
中央郵便局( G.P.O. / General Post Office )
中央郵便局は、1815~1818にかけてフランシス・ジョンストンによって建てられ、臨時大統領のパトリック・ピアースが、正面入口の階段に立ち、「共和国宣言」を読み上げたことで有名です。
中にはイースター蜂起を記念して制作されたアルスター州の伝説の英雄ク・ホリンの像があります。
○開館時間:10:00~17:00/土19:00~16:00
○休館日:日・祝
○料金:?2
マラハイド城(Malahide Castle)
マラハイド城は、ダブリン市内から北に約13kmにある海沿いの美しい街マラハイドにあるお城です。
ホッチ・ポッチ様式と呼ばれる様々な建築様式が混ざりあっているのが特徴で、1185年から1973年まで約800年間城砦としてまたタルボット家の邸宅として使用されました。
国立自然史博物館
国立自然史博物館は、国立博物館の動物学部部門が独立したもので、”剥製の動物園”として知られています。
館内に入ると、信じられないほど大きなオオヘラジカの骨格標本があります。
1階にはアイルランドの両性・爬虫類ほか、中央にはアカジカやリス、カワウソなどの哺乳動物などが展示されていて、2階には中国のジャイアントパンダやインドゾウ、シマウマやキリン、カバなどの剥製が見られます。
○住所:Merrion St.Dublin 2
○TEL: (01)6777444
○開館時間:10:00~17:00/日14:00~17:00
○定休日:月・祝
○料金:無料
国立レプラホーン博物館
国立レプラホーン博物館は、アイルランドに伝わる伝説や民族伝承、レプラホーンをテーマにした博物館です。
まず10分ほどのガイダンスがあり、その後ジャイアンツ・コーズウェイの下や、巨人の部屋と行った展示を順に見ていきます。
途中、アイルランドのどの場所がどのような伝説に関連しているかの解説があったり、スタッフが伝説や昔話を話してくれたりします。
○住所:Twilfit House、Jervis Sr. Dublin1
○TEL: (01)8722899
○開館時間:9:30~18:30/日10:30~18:30
○定休日:無休
○料金:?10 学生?8.50
ヒュー・レイン市立博物館
ヒュー・レイン市立博物館は、18世紀に建てられたジョージ王朝様式の貴族の館を利用した博物館です。
ジョージ・バナード・ショウ、ウィリアム・バトラー・イエーツ、シェイマス・ヒーニーのノーベル賞受賞作家の他、世界的に有名なジェイムス・ショイス、オスカー・ワイルドなどアイルランドの作家の初版本、手紙、愛用品などが展示されています。
○住所:Parnell Sq. North, Dublin 1
○TEL: (01)2225550
○開館時間:10:00~18:00/金・土10:00~17:00/日11:00~17:00
○定休日:月/12.24~28
○料金:無料
ダブリンのおすすめグルメ
アイルランド料理
アイルランド料理は自然の恵みを受けた海の幸や畑の幸を使った素朴な料理です。
食材が新鮮なので、シンプルな調理法でその味が最大限に引き出されています!
代表的な料理は、ギネスのビーフシチュウーとラムやじゃがいも、玉ねぎを煮込んだアイリッシュシチューです。
海に囲まれた国だけに、タラやサバ、カレイなどを使った料理も豊富です。
お酒では、ギネスの黒ビールが世界的に有名で、他にキルケニー、マーフィーズ、フィネアンズなどのビールブランドがあります。
また、ウィスキーの”ジェイムソン”やクリームのリキュール”ベイリーズ”も有名です。
アイルランドのお酒
ここではアイルランドで日常的に飲まれるお酒を紹介します。
◯スタウト
アイルランドで代表するビールといえば、ギネスGuinnessがすぐ出てきますが、ギネスはスタウトという種類の黒ビールです。
スタウトは、アルコール度数も日本で一般に飲まれているビールに比べて高めで、独自の苦味ときめの細かい泡が
◯エール Ale
エールはイギリスでよく飲まれているビースのことで、酸味が特徴です。
アイリッシュエールは、レッドエールともやバレ、味はモルトがしっかり効いています。
有名な銘柄はスミズィックSmithwichと、キルケーニKilkennyで、他にもカフリースCaffery’sもよく飲まれています。
◯ラガー Lager
ラガーは日本で一般的に飲まれているビールで、最近ではアイルランドでも若い人を中心に非常によく飲まれるようになりました。中でもハープHarpが人気で、ハイネケンHeinnekenやカールスバーグCarlsbergなどの銘柄も飲まれています。
【ビール工場見学】
ビールはパブで楽しむのもいいですが、アイルランドには有名ビールから地ビールまで豊富に点在しています。
最後にはビールも試飲できるので、アイルランドにきた際は、工場や蒸留所を訪れてみるといいでしょう。
★ギネス・ストアハウス
ギネス・ストアハウスはアイルランドを代表するビール、ギネスの蒸留所です。ヨーロッパ最大のビール工場です。
★聖フランシス修道院醸造場
聖フランシス修道院醸造場は、キルケニーを代表するペール・エールの醸造場です。
★ディングル醸造場
ディングル醸造場は、2011年にオープンしたばかりの醸造場。、
ダブリンのおすすめレストラン
ダブリンではアイルランド料理をはじめとして、世界中の料理を楽しむことができます。
パブ、レストランともに多いのはグラフトン・ストリートやテンプル・バー周辺で、オコンネル・ストリート沿いにはファストフード店が点在しています。レストラン情報はiなどで売られているレストランガイド”Where to Eat”に載っています。
オシェイズ O’sheas (アイルランド料理)
オシェイズは、ジ・オリバー・セント・ジョン・ゴガティーズにあるアイルランド料理レストランです。
朝食営業もしていて、フル・アイリッシュが?10、ランチはアイリッシュ・シチューなどが?7.95で食べられます!
○住所:23 Anglesea St. Temple Bar, Dublin 2
○TEL:(01)6712596
○営業時間 8:00~23:00
○定休日:無休
○クレジットカード:AMEX? マスター VISA
ザ・シャック・レストラン The Shack Restaurant
ザ・シャック・レストランは、アイリッシュ・シチューやベーコン&キャベジ、ビーフアイルランド料理など、アイルランド料理の伝統料理で有名なレストランです。
○住所:24 East Essex St. Dublin 2
○TEL:(01)6790043
○営業時間:12:00~24:00
○定休日:12/25~26
○クレジットカード:マスター VISA
ギャラハーズ・ボクスティ・ハウス Gallaghers Boxty House
ギャラハーズ・ボクスティ・ハウスは、アイルランド専門料理店で、ボクスティと呼ばれる薄手のパンケーキに、肉、海鮮、野菜を包んだものが人気です。店内はパブのようにくつろいだ雰囲気です。
○住所:20/21 Temple Bar.Dublin 2
○TEL:(01)6772762
○営業時間: 10:00~22:30
○定休日:無休
コーンピア Cornucopia
コーンピアは、サラダ・スープ・キッシュ・ラザニア等などの軽食が充実しているベジタリアンカフェです。
セルフサービス式で、メニューは日替わりです。ランチタイムはかなり混みあいます。テイクアウトも出来ます。
○住所:19-20 Wicklow St. Dublin 2
○TEL:(01)6777583
○営業時間: 8:30~21:00/木・土8:30~22:15/日12:00~21:00
○定休日:無休
○クレジットカード:マスター VISA
The Bad Ass Cafe
The Bad Ass Cafeは、テンプル・バーが再開発される前から営業している有名店で、シネイド・オコナーが働いていたことでも有名です。メニューはハンバーガー、ピザ、パスタ、グリルなどで気軽に立ち寄れる雰囲気のお店です。
○住所:9-11 Crown Alley, Temple Bar
○TEL:(01)6712596
○営業時間:8:00~23:00
○定休日:無休
○クレジットカード:AMEX? マスター VISA
ダブリンのエンターテイメント
アイルランドのおすすめエンターテインメントをご紹介します。ミュージカル、コンサート、ライブハウスの情報や、エステやスパで癒しを体験など、旅を楽しむテーマに厳選してお届けいたします。
聖パトリック・フェスティバル
3月17日はアイルランドの守護聖人・聖パトリックの記念日です。
首都ダブリンをはじめ各地でパレードが行われ、期間中はアイルランド内外から多くの人たちが押し寄せて、おおいに盛り上がります!
伝統工芸の工房訪問
アイルランドには個性豊かな工芸品が多く、伝統工房でも気軽に見学できるところが多いです。
地域によっては、街の中心部に各ジャンルの職人を一堂に集め、実演販売しているクラフト村もあります。
◯キルケニー・デザイン・センター
キルケニー・デザイン・センターには、各地の工芸品が集められています。
デザイン・センターの奥にはクラフト・センター、さらにその奥には、バトラーハウスと庭園があり、まとめてキャッスル・ヤード・コンプレックスを形成しています。
・住所:Castle Yard
・TEL:(056)7722118
・営業時間: 10:00~19:00/日10:00~19:00
・定休日:無休
ゴールウェイ・国際・オイスター・フェスティバル
ゴールウェイ・国際・オイスター・フェスティバルは、カキの養殖が盛んなアイルランド西部で、カキの季節到来を祝うフェスティバルです。ホテルのホールを借りきって行われ、カキの早剥き選手権やミスコンといったイベントが行われます。