ハンブルグ(Hamburg)
ハンブルグ(Hamburg)
都市の魅力
ハンブルクはドイツ第二の都市でもあり、ドイツ最大の港湾都市です。国際都市ならではの活気に満ちた姿にアルスター湖畔のさわやかなリゾート気分、そして運河沿いのロマンチックなムードも味わえます。
基本情報
ハンブルクはドイツ北西部に位置し、人口170万人で、ベルリンに次ぐ第二の都市です。欧州屈指の歓楽街を持ち、経済、芸術ともに盛んな街です。湾岸都市で商業都市としても発展したため、現在でも経済で重要な位置をしめており、エアバスや日本の企業などドイツ最大の物流拠点でもあります。市の中央にアルスター湖があり、観光客も多いです。観光では、最近はエリカ街道の起点にもなっています。ハンブルクの交通の便はとても充実しています。鉄道、地下鉄、バス、タクシーと日本と同様に交通機関が充実しています。SバーンやUバーンの各路線は、番号と色で区別されています。路線バスはほぼ全ての町に通じているので、鉄道が通っていないところに行くのも便利です。しかし路線図が複雑なことや、基本的に地元の人たちの通勤、通学に利用しているので観光目的にのりこなすのは難しいでしょう。タクシーは流しのタクシーが無いので乗り場で乗車するか電話で呼ぶかホテルかレストランで呼んでもらいましょう。
ハンブルグの観光地
欧州屈指の歓楽街を持ち、経済、芸術ともに盛んなハンブルクは市庁舎や聖ミヒャエル教会とその周辺やハンブルク港巡り、倉庫街、ミニチュアワンダーランドなど見どころが満載です。そして芸術関係ではハンブルク美術館、美術工芸博物館、イェーニッシュ・ハウスとエルンスト・バーラッハ・ハウス、アルトナ博物館、ハンブルク博物館、ブラームス博物館が見どころです。檻や柵が無いハーゲンベック動物園も世界的に有名です。
ハンブルグの気候
ドイツのベストシーズンは5月から9月になり昼間の平均気温は最低で20℃前後です。 この時期は気候が安定していて過ごしやすく日照時間が夜9時~10時までと長く夜遅くまで、街を散策することができます。
ハンブルグの代表的な観光スポット
市庁舎
1886~97年(19世紀末)にネオ・ルネッサンス様式で建てられ、ハンブルク州議会の議事堂でもある。部屋数は647部屋もあり、イギリスのバッキンガム宮殿より6部屋多く、重厚な内装はとてもすばらしい。30分ごとに市庁舎内部のガイドツアー(ドイツ語)が行われており、必要に応じて1時間ごとに英語によるツアー(人数に応じて実施)もある。
○営業時間 : 月~金10:00~15:00 / 土10:00~17:00 / 日 10:00~16:00
○料金 : 大人 ?3 / 14歳未満 ?0.5
○申込 : ロビーのインフォメーションデスク
聖ミヒャエル教会とその周辺
バロック様式の聖ミヒャエル教会は古くからハンブルク市民にとってハンブルクの象徴として誇るべき存在でした。ハンブルクで最も有名なプロテスタントの教会。「ミヒャエル」という愛称で親しまれている塔の高さは132mあり長い航海を経て港に近づいてきた船乗りたちにとっても、遠くからでも見えるその尖塔はハンブルクに到達した目印であった。82mの所にある展望台までエレベーターで昇れ、展望台から見る港や町の見渡す限りの風景はとてもすばらしいです。
○営業時間 : 5月~10月 9:00~19:30 / 11月~4月 10:00~17:00(日曜日は12:30~)
○料金 : ?3.50
○URL : www.st-michaelis.de
ミニチュアワンダーランド
倉庫街古い赤レンガの建物の中に、世界最大級の鉄道模型のジオラマが広がり、鉄道だけでなく世界中の風景・情景を1/87サイズで再現しています。鉄道のみならず船や自動車の走行、場内の証明はデジタル制御され、ロマンティックな夜景モードも楽しめます。風景のジオラマの凝った作りは、鉄道ファンや子供だけでなく老若男女関係なく夢中になり楽しめるので一見の価値はあります。地元の人やベストシーズンだと入場待ちになる可能性も高いので朝一で行くか、ネットでの予約をするのが安心でしょう。中に食事できる場所、お土産、模型の販売もあります。
○営業時間 : 月~金9:30~18:00 (火 9:30~21:00) / 土8:00~21:00 / 日・祝 8:30~20:00
○料金 ?10 学生 ?7 (ハンブルクカード割引あり)
○www.miniatur-wunderland.de
ハンブルク市立美術館
ドイツ最大の美術館のひとつ。14世紀から現代まで、数々の名画や、マネの「ナナ」を初めとする魅力的な作品が所蔵しています。中世部門にあたる、中世絵画で最大規模の作品『グラボウの祭壇 Grabower Alter』(マイスター・ベルトラム作、1379年)や19世紀初頭に開花したドイツ・ロマン派の二大巨匠のコレクションがオススメ。カパール・ダービッド・フリードリヒの代表作が圧倒的に揃い『氷海Eismeer』『雲海の上の旅人 Wanderer above the Sea of Fog』などの作品が見られ、彼のまとまった作品コレクションはハンブルク美術館以外では見ることができません。ベックリン、リーバーマン、ゴーキャン、セガンティーニ、ムンク」、クレーピカソなど多彩な作品を所蔵しています。
○営業時間 : 火~日 10:00~18:00 (木 10:00~21:00) *月は休み
○料金 : ?8.50 学生?5 (ハンブルクカード有効)
○URL : www.Hamburger-Kunsthalle.de
ハーゲンベック動物園
1907年5月に設立された動物園です。お客さんと動物との間にある檻や柵の障害物を取り除き、堀を隔てる無柵放養式を世界に先がけて導入しました。また同じ大陸に住む動物を一定の地域に集め、全体を一つの風景にまとめたパラノマ形式が、すぐれた展示法として世界的に有名な動物園である。動物に餌を与えること(野菜や果物のみ与えられ、園内でも販売している。)ができる。開園100周年にあたる2007年には水族館もオープンした。そして『氷海Eismeer』という新しい展示施設が2012年にオープンされ、そこではシロクマも飼育されています。
○営業時間 : 3/6~10/25 9:00~18:00 (7月~8月9:00~19:00)、
10/26~3/5 9:00~16:00 (12/24・31は9:00~13:00
○料金 : ?16 (ハンブルクカード割引あり)
○www.hangenbeck.de
ハンブルグのエンターテイメント
ハンブルクのおすすめエンターテインメントをご紹介します。
ハンブルグ国立歌劇場
オペラとバレエはここでみるのが良いでしょう。近代的な建物に毎年8月から翌年の6月末まで、オペラとバレエの公演が行われています。ここでおすすめするのは、振付師ジョン・マイヤーが率いるバレエ団の人気は凄く、チケットが手に入りにくい。
◯住所:Dammtorstr.28 ◯交通アクセス: U1 StephansplatzまたはU2 G ◯TEL:(040)351721 (040)356868(予約)
ライスハレ・ムジークハレ
ハンブルグのクラシック音楽シーンの中心はムジークハレです。ヨハネス・ブラームス広場にあるこのホールはハンブルグ交響楽団Hambueger Symphoniker e.V.、ハンブルグ国立フィルハーモニーオーケストラPhilharmonisches Staatsorchester Hamburg、北ドイツ放送交響楽団NDR-Sinfornieorchester Hamburgが本拠においている。1904年に建築が始まり1908年6月4日にネオバロック様式で建てられたライスハレ・ムジークハレはクラシック音楽の殿堂である。そして、『ムジークハレ』から『ライスハレ・ムジークハレ』と改称された。
○住所:Johannes-Brahms-Platz
○URL:www.musikhalle-hamburg.de
レーパーバーン
ハンブルクは港町だけに、海の男の相手に古くから風俗産業や歓楽街が発展し、その中心地として世界的に有名なのがレーパーバーンである。東西に900m以上にわたって延びるまっすぐな大通りであり、バーやナイトクラブ、キャバレー、ストリップ劇場、飾り窓、セックスショップなどの大部分がここに引き締めあい派手な看板を揚げている。「世界で最も罪深い1マイル」などとも称されている。『飾り窓』として有名なヘルベルト通りはトラブルを防ぐために通りの入り口にゲートが設けてあり、女性と未成年は入場が禁止されている。
○交通アクセス:Reeperbahn下車