トビリシ（Tbilisi）
トビリシ（Tbilisi）
都市の魅力
北に大コーカサス山脈を境にロシアと、南にトルコ、アルメニア、アゼルバイジャンと接し、西に黒海に面する日本の約5分の1の国土のグルジアは、シルクロードの町としてムトゥクヴァリ川Mtkwari沿いに栄えました。数々の他民族による侵略もあったため、現在も多文化を感じる街並みをもっています。
また、グルジアをはじめコーカサス南麓一帯は「ぶどう発祥の地」とされ、8000年を超えるワイン文化の歴史を持っています。
基本情報
トビリシにはグルジア正教の教会、アルメニア正教の教会、ユダヤ教のシナゴーグ、イスラム教寺院、カトリックの教会などがあり、トビリシの町の大きさでこれほど様々な民族が居住している町は世界でも少ないでしょう。トビリシから少し足をのばせば、紀元前4世紀から5世紀に王国のあったムツヘタの文化財群や、コーカサス山脈を越えて全長210キロに及ぶグルジア軍用道路の車窓からの壮大な眺めを楽しむことができます。
グルジアの観光地
マルコ・ポーロが「絵に描いたように美しい」称えたグルジアの首都トビリシには、古い街並みが今でも残っていて、多くの外国人観光客が訪れています。東グルジアは古都のムツヘタ、現在の首都トビリシ、またグルジアワインの産地であるカへティ地方など多くの観光名所があります。
グルジアの気候
黒海沿岸は、夏は暑く冬は比較的温暖です。
東部はより大陸性気候に近くなるため、冬はかなり寒くなります。
グルジアの言語
公用語はグルジア語です。
グルジアの旅行会 コーカサス・トラベル
グルジア国内ではもちろん、コーカサス地方でも有数の大手旅行会社です。
日本との関係も深く、品質の高いツアーに定評があります。
文化、世界遺産ツアーのほか、トレッキング、本格的な登山などでも20年以上の実績があります。
個人旅行者向けのサービスも行っていて、トビリシでのアゼルバイジャン・ビザ習得もでき、オフィスには日本人のスタッフもいるので、安心して利用することができます。
○住所：（メインオフィス）Peristsvaleba kucha22
○TEL: 298-74-00、293-11-75
○営業時間：10:00~13:30/14:30~18:30/土11:00~16:00
○休日：日/祝日
○交通：ゴルガサリ広場からすぐ
祝日
1月1日 元旦
1月7日 グルジア正教歴のクリスマス
1月19日 グルジア正教歴の洗礼祭
3月3日 母の日
3月8日 国際婦人デー
4月9日 独立回復宣言記念日
5月5日（13’）イースター
5月9日 戦勝記念日
5月12日 聖アンドレイの日
5月26日 独立記念日
8月28日 マリアモバ
10月14日 スヴェティツホヴロバ
11月23日 ギオルゴバ
入出国・ビザ・バスポート
グルジアでは、90日以内の滞在は不要です。
■グルジア 滞在登録
■グルジア 税関
グルジアでは原則として、外貨およびカメラなど貴重品は全て税関で申告し、申告書を出国時まで保管することになっています。短期の滞在ですと、記入を求められないこともありますが、申告しておきましょう。
トビリシの代表的な観光スポット
ナショナルギャラリー
ナショナルギャラリーは、再建され2011年5月に再びオープンした美術館で、20世紀初頭からのグルジア人画家の膨大な作品が収められています。ピロスマニの絵も全てこちらに移されています。
○住所：S.Rustavelis gamziri 11
○TEL：(299)71-76
○営業時間：10:00~18:00
○休館日：月/祝日
○料金：5Lari(学生1Lari)
○撮影：不可
ピロスマニの博物館
ピロスマニの博物館にはピロスマニが一時期住んだ、階段下の小さな部屋が保存されています。
ベッドや一部の家具は彼が実際作ったもので、隣室には彼の作品の精巧なコピーが多数展示されています。
○住所：Pirosmani Kucha29
○TEL：(295)-56-73
○営業時間：10:00~18:00（入場は閉館30分前まで）
○休館日：月
○料金：無料
○撮影：可
人形博物館
人形博物館は、旧市街の建築を利用したかわいい博物館で、グルジアを中心に世界各国の人形が集められています。中には踊りだしたり、タバコを吸ったりする自動人形が4点あり、いずれも100年近く前のものです。またこの通りの奥にはマリオネット劇場があります。グルジアのマリオネットは世界的にも高く評価されているので、機会があればぜひ観てみましょう！
○住所：shavteli Kucha 17a
○TEL：(299)-65-11
○営業時間：10:00~18:00
○休館日：日/月
○料金：3Lari
○撮影：不可
グルジア民芸博物館
グルジア民芸博物館は、グルジアの民芸品を集めた博物館で、木工品や陶器、銅製品、織物など、グルジアの深い伝統を感じさせる力強い作品が多数あります。
○住所：Shalva Dadiani Kucha 27
○TEL：(299)-61-52
○営業時間：10:00~17:00
○休館日：月/祝日
○料金：3Lari
○撮影：可
シオニ大聖堂
シオニ大聖堂は、6世紀に創設された、トビリシの中心的教会です。
教会内の裁断に向かって左側には、4世紀にグルジアにキリスト教を伝えたとされるカッパドキアの聖ニノの十字架が飾られています。一日中間断なく信者が訪れ、荘厳なミサが行われています。
民俗建築と生活博物館
民俗建築と生活博物館は、グルジアの昔の農家などを移築展示した、ユニークな野外博物館です。
東部と西部、山間部に分けて展示され、家の造りの違いがよく分かります。
西部は湿度が高いので開放的で、東部は外敵から守るために堅固に造られています。
○TEL：(223)-09-60
○営業時間：6~9月10:30~17:30/10~5月10:30~16:00
○休館日：月
○料金：3Lari
○撮影：可
ムツヘタ（世界遺産）
ムツヘタは、紀元前4世紀から紀元後5世紀まで、イベリア王国の首都として栄えた街です。
ムトゥクヴァリ川が交わるところにあり、古い教会を含む町並みがユネスコの世界遺産に登録されています。
○交通：ムツヘタはトビリシの北20kmのところにあります。
トビリシのおすすめグルメ
四季のあるグルジアでは、あらゆる野菜や果物、木の実などの農作物が豊富で、それらの食材は肉、魚、チーズ等と一緒に調理されることが一般的です。また、様々な民族の侵入・支配が繰り返された歴史をもつグルジアは、食文化にもその影響を強く受けていて、西グルジアはトルコ料理、東グルジアはイラン料理の影響が強く、またモンゴル帝国支配下時代やソヴィエト時代に伝わったと思われる料理も存在しています。
ハチャブリ
グルジア料理と言えば、ハチャプリでしょう。
ハチャプリは、生地にチーズを練りこみ、さらにその中にチーズを詰め込んだグルジア風ピザです。
グルジア語で「ハチョ」がチーズ、「プリ」がパンの意味です。
チーズ
グルジアには様々な種類のチーズがあります。
○スルグニ
スルグニは、グルジア風モッツァレラ。
サメグレロ地方のチーズで薄味です。
○イメルリ
イメレティ地方のチーズ。
○グダ
山岳地方のチーズ。
グルジアのワイン
グルジアは「ワイン醸造発祥の地」と言われており、専門家によると紀元前7～5000年前からグルジアではワインが生産されていたとされ、町の博物館では紀元前3～2000年前の金製のワインカップやワイン貯蔵用の土製の壷、ブドウの枝をモチーフにした銀細工などが展示されています。グルジアではワインは毎晩食事のときに飲まれ、手作りワインを作っている家庭も多いです。
トビリシのおすすめレストラン
ソロラキス・カリ（グリジア料理）
自由広場から数歩のところにある地下のセラー風レストランです。
ロマンティックな雰囲気で、グリジア料理を味わえます。
予算はひとり25Lariぐらいで、毎日20:00から踊りとダンスのプログラムがあります。
○住所：Leonidzia Kucha2
○TEL：293-15-32
○営業時間：10:00~翌1:00
○定休日：無休
○クレジットカード：M/V
シェモイヘデ（グリジア料理）
シェモイヘデは、地元の人たちに大人気のレストランで、入口にあるピロスマニの絵が目印です。
○営業時間：9:00~23:00
○定休日：無休
○クレジットカード：M/V
○交通：バラ革命広場から東へ徒歩約３分。
ワイン・ワールド（グリジア料理）
ワイン・ワールドは、オペラ・バレエ劇場の西側の道に入ってすぐの左側にありレストラン兼リカーショップです。
○TEL：R.Lagidzis Kucha 2
○営業時間：11:00~23:00
○定休日：無休
○クレジットカード：M/V
○交通：自由広場から東へ徒歩約５分。
マチャヘラ
グルジア伝統料理のチーズ入りのパン、ハチャプリが気軽に味わえるベーカリーカフェです。
○TEL：Kote Abkhazi Kucha 26
○営業時間：10:00~23:00
○定休日：無休
○クレジットカード：M/V
○交通：自由広場から東へ徒歩約５分。
トビリシのエンターテイメント
グルジアのおすすめエンターテインメントをご紹介します。ミュージカル、コンサート、ライブハウスの情報や、エステやスパで癒しを体験など、旅を楽しむテーマに厳選してお届けいたします。
