マルセイユ(Marseille)

マルセイユ(Marseille)
都市の魅力

今から2600年前に築かれたフランス最古のマルセイユは、独自の豊かな遺産、密度の濃いカルチャーライフが魅力です。ヨットからカヤック、ダイビングからボードスポーツにいたるまで、幅広いマリンレジャーも楽しめます。

基本情報

マルセイユはフランス最大の港湾都市です。人口はパリに次ぎ、フランス第2位、都市圏人口ではパリとリヨンに次ぎ、第3の規模を誇っています。2013年には、周辺のプロヴァンス地域と共に欧州文化首都になることが決まっています。また、マルセイユは南フランスにおける貿易・商業・工業の一大中心地でもあります。フランス及び地中海で最大、ヨーロッパでは第3位の玄関港として、110航路、120カ国の360以上の港と連絡しています。

マルセイユ・プロヴァンス空港は、近郊のマリニャーヌにあり、貨物取引でフランス第2位、旅客取引でフランス第3位を誇り、国内線90便、パリ46便が運行されています。

マルセイユの観光地

マルセイユには、魅力的な観光スポットがたくさんあります。
ぜひ訪れてみたい場所としては、マルセイユ市内が一望できる丘の上にあるノートルダム・バジリカ聖堂や、サン=ヴィクトール修道院に象徴される欧州におけるキリスト教発祥の地でしょう。

マルセイユの気候

マルセイユの気候は、温暖で湿潤な冬、全体的に乾燥する夏を持つ、地中海性気候です。
最も寒いのは、1月と2月で、平均気温は8度から9度です。

フランスのお水事情

フランスの水道水は飲料可能ですが、石灰分が多く、味はあまりよくないので、現地の人も当たり前のように飲料水を購入しています。ペットボトルのミネラルウォーターは、日本に比べ割安です。ただ、炭酸入りのものも多いので気を付けましょう。

フランスのトイレ事情

フランスの言語

公用語はフランス語です。

祝日

入出国・ビザ・バスポート

フランス入出国はあっけないくらい簡単です。
テロ対策のため、搭乗前の保安検査が以前よりも厳しくなっています。
出国時はなるべく時間に余裕をもって空港へ向かうようにしましょう。

2008年に入国カードが廃止されたため、パスポートのみを提示します。念のため帰りの航空券を用意しておきましょう。係員から滞在期間や目的について簡単な質問をされることもあります。なお、シェンゲン協定国経由で入国した場合はその国で入国手続きをするため、フランスでは入国審査はありません。

◯シェンゲン協定
シェンゲン協定とは、EU統合に伴い、ヨーロッパ内の移動の出入国手続きの簡素化を図るために締結された協定です。
これにより、日本など協定加入国以外からの入国は、最初に到着した協定加入国の空港で、入国・税関審査を受けることになりました。

◯シェンゲン協定国
アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロベニア、スロヴァキア、チェコ、デンマー ク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルクの25 カ国

◯パスポート残存期間
フランス渡航に必要な残存有効期間は滞在日数+3カ月以上です。
3カ月以内の滞在ならビザは必要ではありません。

マルセイユの代表的な観光スポット

マルセイユ大聖堂

マルセイユ大聖堂は、ローマカトリックの教会でフランスの国定史跡に認定されています。
建築構造はビザンチン・ローマ様式で1896年に完成しました。
5世紀からマジュール大聖堂が建っているこの場所では、Vielle Majorという大聖堂の跡も見ることができます。

ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂 Basilique Notre-Dame de la Garde

ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂は、海抜154mの丘の上にあります。
丘の上からは地中海をはるか彼方まで見渡すことができます。
ロマネスク・ビザンチン様式の教会内部には、たくさんのEx-Votoがあります。
◯料金:無料
◯営業時間:夏7:15~19:15冬7:30~19:00

ロンシャン宮 Palais Longchamp

ロンシャン宮は、1869年にニーム出身の建築家アンリ・エスペランディーによって建てられました。
宮殿の美しい装飾を見て回るだけでも十分満足できます!中には2つの大きな美術館があるので、立ち寄るとよいでしょう。マルセイユ美術館には、マルセイユ生まれの彫刻家ピエール・ピュジェの作品やプロヴァンス派の作品が多数展示されています。自然史博物館には、プロヴァンスの動植物に関する展示品と水族館があります。

【マルセイユ美術館/自然史博物館】
◯料金:?4
◯休館日:月・祝日
◯営業時間:夏11:00~18:00冬10:00~17:00

【サン・ヴィクトール修道院】
◯料金:クリプトのみ有料
◯休館日:無休
◯営業時間:9:00~19:00

カンティーニ美術館 Musee Cantini

カンティーニ美術館は、フォーヴィスム、キュビスム、シュルレアリスムなど、1900~1960年の作品を集めた美術館です。
館内では、1908年にレスタックで描かれたデュフィの作品、ドランの「カシの松木立ちPinede, Cassis」、シニャック、ココシュカが描いたマルセイユ港の風景などの作品を見ることできます。
◯料金:?3
◯休館日:月・祝日
◯営業時間:6~9月11:00~18:00 10~5月10:00~17:00

マルセイユ歴史博物館 Musee Histoire de Marseille

マルセイユ歴史博物館は、ショッピング・センター「サントル・ブルースCentre Bource」の中にある博物館です。
1967年のショッピング・センター建設工事中に多数のギリシア、ローマ時代の遺跡が発掘されたことから、ここに博物館が造られました。館内には、ローマ時代の船の残骸とその復元模型など興味深い展示品がすらりと並んでいます。

 

マルセイユのおすすめグルメ

フランス料理

フランス料理は中華、トルコと並ぶ世界三大料理の一つで、世界中で高く評価され親しまれています。

日本ではあまり見かけない珍しい食材や季節ごとの旬の食材の種類も豊富で、星付きレストランから町の小さなビストロまで、お店の種類も頂ける料理もその選択肢はまさに無限です。前菜、メイン、デザートの構成が基本で、前菜はあまり重くなくすぐに食べられるもの、メインは肉や魚の料理と野菜などを使ったつけあわせが一緒に一つの皿に盛られます。その後デザートに甘いものが一皿ずつ順番に出されます。

フランスのチーズ

フランスでは、チーズは日本の漬物と同じように、毎日のテーブルになくてはならないものです。種類は300~400にものぼり、毎日違ったチーズを食べても、1年で全種類味わうのは不可能です。

◯白カビタイプ
日本でもおなじみのカマンベール。マイルドで食べやすく、そのクリーミーな舌触りは最高です。

◯青カビタイプ
青カビタイプは、世界三大カビチーズのひとつ。なかでも有名なのが、ロックフォール。癖が強く、ピリッとした刺激があります。

◯ウォッシュタイプ
ウォッシュタイプは外側を洗って熟成してあるチーズです。クセのある匂いとは裏腹に、中はクリーミーでまろやかば味です。

◯シェーヴルタイプ
シェーヴルタイプは、ヤギの乳で作られるチーズです。若いうちはクリーミーですが、熟成が進むとコクのある味わいになります。

マルセイユ名物 ?ブイヤベース

ブイヤベースは、魚を使ったマルセイユの郷土料理で、世界で1番有名な料理です。このブイヤベースは、もともと漁師の料理でした。それを地元の料理人が、料理らしく改造したものが今のブイヤベースです。

■「ル・ミラマールLe Miramar」
「ル・ミラマールLe Miramar」は、旧港前にあるブイヤベース専門店です。シェフ、クリスチャン・ブッファによる本物のブイヤベースを食べることができます。ミラマールでは「ブイヤベース料理教室(試食付)」も開催しているので、プロヴァンスの伝統料理ブイヤベースの作り方を習うことができます。詳細はマルセイユ観光局までお問い合わせください!
◯住所:12 Quai Port 13002 Marseille
◯TEL:+ 33 (0)04 91 91 10 40 
◯URL: www.bouillabaisse.com

★ブイヤベース料理教室
◯TEL: + 33 (0)826 500 500

マルセイユ スイーツ巡り

Les Arcenaulx

Les Arcenaulxは、マルセイユのスイーツ巡りには欠かせないスポットです!
地元の人にも観光客にも人気なのが、レ・ザルスノー特製タルト・タタンやさまざまなフレーバーが楽しめるオリジナルシャーベットです。またオレンジの皮のコンフィとブラックチョコレートのシャーベットや、ライム、ミカン、アーモンドのシャーベットの盛り合わせなども人気です。マリアージュ・フレールの美味しいお茶とともに、おしゃれな午後のひとときを過ごしましょう。
◯住所:25 Cours Estiennes d'Orves 13001 Marseille
◯TEL:+ 33 (0)4 91 59 80 30
◯URL: http://www.arcenaulx.oxatis.com/

Le Peron

Le Peronは、ミシュラン1つ星のレストランで、マルセイユの郷土料理を楽しめます。
お勧めメニューは、牛フィレ肉のソテー、みすじ肉のハーブ入りカネロニ&蒸した西洋ゴボウ添え、フルーツスパイス風味のポーチドアップルなどです。手つかずの自然と古い港町の雰囲気を残すフリウール島などを一望できます。
◯住所:56 Promenade Corniche John Kennedy 13007 Marseille
◯TEL:01.44.54.03.07
◯URL: www.restaurant-peron.com

Jerome CELLIER

Jerome CELLIERは、チョコレートやアイスクリーム、砂糖菓子、焼き菓子などを取り揃えたマルセイユの名店です。
「1日シェフ体験」のアトリエでは、プロヴァンスの典型的な郷土料理から四季折々の季節料理を習うことができます。
甘いものがお好きな方は「シュル・ル・ガトー」というスイーツの講習も行っているので、ぜひ参加してみましょう。
◯住所:19 rue Saint Jacques 13006 Marseille
◯TEL:+ 33 (0) 06 79 52 26 92
◯URL:  www.cerisesurlegateau.fr

マルセイユのおすすめグルメ・カフェ(地元で愛されるレストラン)

La Nautique

La Nautiqueでは、新鮮な魚料理とプロヴァンス料理が手頃な価格で楽しめます。
潮風が心地よく吹き抜け、カモメの声が響く店内は開放感がいっぱいです。
◯住所:Pavillon Flottant-20, quai de Rive Neuve 7e
◯TEL:04.91.33.01.78

Les Arcenaulx

Les Arcenaulxは、旧港近くの書店、ギャラリーを兼ねたおしゃれなプロヴァンスのレストランです。
小ポーションでブイヤベースが楽しめます。おすすめなのは、「Assiette de poisons en bouillabaise」です。
◯住所:25, cours Estienne d’Orves 1 er
◯TEL:04.91.59.80.30
◯営業時間:12:00~14:00、20:00~23:00
◯休日:日曜日
◯料金:昼?20/夜?39~59
◯クレジットカード: A D J M V


レストランの予約事情

星付きの有名レストランや早ければ1年前、遅くとも2カ月前には予約をしましょう!(予約が取れなかった場合でも、突然のキャンセルが入って前日に席もとれることもあります。)さらに直前にリコンファームが必要なことが多いです。

星付きの高級レストランでなくとも、地元で評判の人気店などは、ディナーは予約した方が無難です。フランス語に自信がなかったら、ホテルのコンシェルジェに頼めば予約をしてくれます。

レストランの種類と営業時間

レストランの種類と特徴を覚えておけば、お店選びの時に役立ちます。基本的に日曜日は休みのお店が多いですが、ホテルの中のレストランや観光名所に近いお店ならやっていることが多いです。だいたいどこのお店でもクレジットカードが使えます!

レストラン、ビストロ

一般的にはレストランよりもビストロの方が庶民的な雰囲気のお店の方が多いです。
数品のコース立てで食事することが前提となっています。きちんと食事すると2時間近くはかかるので、時間に余裕をもっていきましょう!12:00~14:30/19:00~22:00

ブラッスリー

ブラッスリーは、お昼休みをとらないノンストップ営業で、夜遅くまで営業しています!食べたいものだけを単品で注文でき、飲み物だけの注文もOKである場合が多いです。12:00~翌1:00(店によって異なる)

カフェ/サロン・ド・テ

朝はクロワッサンとカフェオレといった朝食が食べられます。
カフェ:7:00か8:00~深夜/サロン・ド・テ:9:00~19:00

 

マルセイユのエンターテイメント

フランスのおすすめエンターテインメントをご紹介します。ミュージカル、コンサート、ライブハウスの情報や、エステやスパで癒しを体験など、旅を楽しむテーマに厳選してお届けいたします。

カランク巡りのクルーズ

カシはマルセイユやエクス・アン・プロヴァンスから車で、1時間ほどで来られるリゾート地とあって、1年を通して日帰り客で賑わっています。マルセイユで海が見たくなったら、ぜひこの町を訪れてみましょう。
港のレストランでは、新鮮な魚介料理を味わうことができます。3つのカランク、Port Miou・Port Pin・En Vauを巡る45分間のクルーズは、2~10月の毎日30分ごとに出発しています。料金は?14です。

カランクハイキング

クルーズ船の上から眺めるカランクもいいですが、断崖上から見下ろす青い海の眺めも素晴らしいです。
車ではアクセスできないので、時間と体力が許すならカシのiで地図を手に入れてカランクハイキングに挑戦してみましょう!
1番近いポール・ミウへは、カシの港からわずか1.5kmの道のりで、ここから歩くと約30分で、小さな浜辺のあるポール・パンへ行くことができます!さらに1時間ほど歩くと、最も美しいカランクとされるEn Vauにたどり着きます。
決して難しいハイキングコースではないですが、すべりやすい場所もあるので、トレッキングシューズは必要です。
なお、6~9月は山火事の危険度が高くなるので、出発前は必ずiに問い合わせましょう。

南仏のお土産

◯ガラス・食器&陶器
カラフルな色使いが心を明るくしてくれる南仏雑貨はお土産にぴったりです?少し重いですが、南仏気分を味わいたいなら、ぜひ買って帰りたいです。

◯香水・アロマグッズ
ローズやラベンダーなど、南仏の花の香りのトワレはオシャレな女性へのお土産におすすめです。またアロマテラピーの本場なので、アロマグッズなんかも喜ばれるでしょう!

◯プロヴァンスプリント
プロヴァンスプリントは、プロヴァンスの草花などモチーフとした、この地方独自の色鮮やかな生地です。カーテン、テーブルクロス、洋服などさまざまなアイテムが揃っています。高級ブランドとして有名なのが、タラスコンに本社がある「Souleiado」や「Les Olivades」で、いずれもたいていの町に直営ショップがあります。無名ブランドのものなら、どこでも手頃な価格で購入することができます。

◯石鹸
マルセイユの「Savon de Marseille」は、300年以上の歴史を誇るフランスの伝統石鹸です。プロヴァンス産の良質なオリーブオイル72%を含有し、天然素材のみで石鹸で、体、顔だけではなく、髪にも使える大変優れものです。環境に優しく安心なオーガニック商品なので、ギフトにも最適です!

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