スコータイ(Sukhothai)

スコータイ(Sukhothai)
都市の魅力

古都スコータイ。「幸福の夜明け」を意味するその名のとおり、1238年にタイ族による最初の王朝が開かれました。当時、近隣諸国はもちろん中国などとも積極的に関係を結び、また仏教の普及にも尽力して多くの寺院を建造、そこからタイの文化芸術の古典様式が花開き、タイの文字や文学が生み出されました。現在のタイの礎を築きあげたスコータイには、今なお数々の寺院の遺跡が、広大な草原や丘陵地帯に点在しています。スコータイ遺跡公園内を自転車でゆっくり時間を掛けながら遺跡を巡りができます。

基本情報

バンコクから北へ約440キロメートルに位置するスコータイには数々のスコータイ時代の遺跡が多く残っています。歴史公園として設備されている200以上の遺跡は三重の城壁に囲まれており、クメール文化をもとに生み出された独自の様式による寺院建築です。スコータイ様式と称される優美な曲線が特徴の仏象などの遺跡は、スコータイならではの観光地です。夜間には遺跡がライトアップされ幻想的な空気で昼間とは一味違う一面を見せてくれます。町の中心にはたくさんの屋台、ゲストハウスに観光案内所もあるので観光客でも、快適に過ごすことが出来ます。

スコータイの観光地

遺跡で有名なスコータイで特に有名なのが、王室寺院だったワット・マハータート、クメール式の3基の塔が目を引くワット・シー・サワイ、歩いている姿の遊行仏の像があるワット・トラパングーン、巨大な坐像が納められたワット・シーチュムです。新市街からソンテオと呼ばれる乗り合いバスに乗りムアン・カオ(遺跡)からは、自転車でゆっくり遺跡観光を楽しむことができます。他にもラームカムヘーン国立博物館やターパーデーン堂なども見どころです。

スコータイの気候

10~2月中旬の乾季が観光に適した天気です。9~10月の雨季の終わりにはしばしば大雨が降るので、この季節は避けた方が賢明です。服装は通年で日本の夏の服装で快適に過ごせます。遺跡は屋根がなく日差しや紫外線が強いので、帽子やサングラスは必携です。

スコータイの代表的な観光スポット

ジャングルの中に数百年間にわたって放置されていた遺跡群を、タイ芸術局とユネッスコが協力して修復した広大な遺跡公園です。合計300ヵ所以上にも及ぶ遺跡の周辺には芝生が植えられ、池には蓮の花が咲いています。公園は東西1800m、南北1600mの三重の城壁に囲まれた城壁内(中心部)、と、城壁の東部、西部、南部、北部の5つのエリアに区分され、城壁内、西部、北部でそれぞれ入場料を払わなければいけません。入口で公園の地図と、オーディオガイド(有料)も用意されています。城壁内には宮殿や王室寺院があります。


●営業時間:6:30-19:00
●入場料:城壁内 100B 城壁の西部 100B 城壁の北部 100B

② ワット・マーハータート

城壁内のほぼ中央にある、スコータイでもっとも重要な王室寺院。構成は増築、修復を繰り返したため複雑にできています。209基の塔や10の礼拝堂、8つのモンドップと呼ばれるお堂, 4つの池などが境内には点在します。それらの中心となるのがスコータイ独自の建築様式である蓮のつぼみ型の巨大なチェーディー(仏塔)です。昼間光を浴びて影を落としている様子と夕闇を背にした様子とではとても印象が違うので時間をずらして2回観光してみるのもいいかもしれません。

③ ワット・スラ・シー

橋を渡って辿り着く池に浮かぶ小島にある寺院で、チェディー、本堂、礼拝堂を観光することができます。中心にある大きなチェディーはセイロン(スリランカ)様式の釣鐘型。柱が残るスコータイ様式の本堂には大きな仏像が残っています。

④ ワット・シー・チュム

スコータイのイメージを象徴する寺院は、屋根のない本堂内の空間に巨大な高さ15メートル、幅11.30メートルの大仏「アチャナ」は、「動かぬもの、変わらぬもの」という意味のバリ語で、まさにいまも変わらず、このスコータイの町を見守っています。ポイントは、壁の切れ目から中のアチャナ仏をのぞくことです。

⑤ ワット・チャーン・ロム

遺跡公園の入り口から東に約1kmに位置しています。鈴鐘型のチェディーの土台を32頭の象が支えているのは、タイならでわです。

スコータイのエンターテイメント

スコータイのおすすめのエンターテイメントを紹介します。旅を楽しめるテーマに厳選してお届けします。スコータイは小さな田舎街で観光所としては、遺跡めぐり以外ほとんど、さかえていません。時がゆっくりながれるこの街で一番人が多く集まり、にぎやかになる日が1年に1度11月に訪れます。

ロイクラトン

11月に行われるタイのお祭り、ロイクラトンは、タイで最も美しい祭りの1つです。チェンマイやバンコクでも楽しめますがスコータイは、このお祭りの発祥地です。国一番の盛り上がりを見せるスコータイで行われるロイクラトンでは、夜になると遺跡に松明が焚かれます。池には大量のバナナの皮で作った灯篭が流されます。ミュージックが流れ花火が上がりとても賑やかな夜になります。

Flight Schedule

From (airport)
To (airport)
検索

お役立ち情報

ANAVISASuica

お知らせ