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基本情報

バンコクから北へおよそ80km、チャオプラヤー川とその支流に囲まれた中州にアユタヤ―の町はあります。1350年から417年間にわたり、35代の王がこの地でアユタヤ―王国の歴史を築きました。バス、電車、または観光ツアーでのバンコクから一番近い郊外の観光地となります。

アユタヤの観光地

アユタヤには、破壊され廃墟となったアユタヤ王宮跡や3人の王が眠る王室の守護寺院、復元された大仏寺、横たわる仏がいるワット・ローカヤースッターなどがあります。また象にのってクンペーン・レジデンスを観光することもできます。

アユタヤの気候

一年を通して日差しが強く、高温多湿の気候。季節は11月～2月の乾期、3月～5月の暑期、6月～10月のグリーン・シーズン（雨期）がある。一年を通して日差しが強く高温多湿の気候なので、通気性の良い服装をおすすねです。またタイでは、寺院は神聖なる信仰の場所。参拝するときは、節度ある服装を心がけるようにして下さい。王宮や一部寺院ではタンクトップ、ホットパンツなど極端に肌を露出した服装や、かかとの無いサ ンダルでは入場することができない場合があります。

アユタヤの代表的な観光スポット

① ワット・プラ・シー・サンペット

王宮跡の南にある、バンコクのワット・プラケオに相当するアユタヤ―王朝の王室守護寺院。1491年に建立され、1500年に高さ16m、総重量171kgの黄金に覆われた仏像が建造されました。しかし、ビルマに侵略された際に跡形もなく破壊されてしまいました。今、残っているのはアユタヤ中期に建てられた3基のセイロン様式のチェーディーだけです。

② クンペーン・レジデンス

タイの叙事詩の「クンシャンとクンベーン」の中の家屋の様子から、アユタヤ朝時代の様式を再現した伝統的な家屋です。内部はチークの床が美しく磨かれた気持ちのいいスペースになっています。池のある庭園は芝生も美しく散歩に最適です。

③ ワット・ローカヤースッター

ウィーハーン・プラ・モンコン・ボピットの裏から曲がりくねった道を500m近く進むと、広々とした草原に並ぶ遺跡群の一番奥に、全長28mの寝仏があります。中期アユタヤ様式とされるが、現在あるのはタイ芸術局によって1956年復元されたものです。寝仏の足の裏には、2011年に起こった洪水の跡が見られます。

④ ワット・プラ・ラーム

1369年に、2代王ラームスエンにより建てられた美しいクメール様式の寺院です。たくさんの石仏がズラリと並ぶ回路をもつ大きなプラーン、チェーディー、ウィハーンの跡があります。規模が大きく見ごたえのある遺跡です。

⑤ ワット・ヤイ・チャイ・モンコン

現スリランカに留学し帰国した修行僧達の為に初代王ウー・トーンが1357年に建てたと伝えられる寺院。境内中央の仏塔は、1592年に20代王ナレースエンが建てたものです。高さが62mあり、ビルマ王子との象上での一騎討ちに勝った記念塔でもあります。569年にアユタヤを占領したビルマ王が建てたワット・プー・カオ・トン、より高い塔を建てようと試みたが、僅かに及ばなかったと言われています。

アユタヤのエンターテイメント

アユタヤのおすすめのエンターテイメントを紹介します。旅を楽しめるテーマに厳選してお届けします。遺跡が多いので、町の中心地でも、あまり栄えておらず、遺跡観光ぐらいしかみどころのないアユタヤ。しかし、夜、遺跡がライトアップされているのをチャオプラヤ川のボートから眺めたり水上マーケットを楽しむ事もできます。

① チャオプラヤー・リバークルーズ

夕方から夜にかけてのボートクルーズ。16:00頃のスタートで、夕食前に参加できます。ワットパナンチューン、ワット・ブッダイサワン、ワット・チャイワッタナーラームの3つの寺院が夕日に染まる様子をボートの上から堪能した後は、ナワン・ナイトマーケット近くで降りて活気に満ちた市場を探索できます。

●料金：300バーツ～
●所要時間：2時間30分

② アユタヤ・クローン・サブア水上マーケット

アユタヤは世界遺産の街として人気の観光地で、人工的に作られた水上マーケットもあります。2010年の5月にオープンしました。敷地内に設けられた運河では、実際にボートに乗船して、施設内を廻る事が出来ます。乗船所要時間は大体１０分程。タイの伝統的お菓子屋、駄菓子屋、ごはん屋さんに雑貨屋さんが並ぶこの水上マーケットでは、象によるショーやタイの伝統コスチュームに身を包んだ伝統劇も見れます。

●TEL：03-588-1733
●営業時間：10:00～17:30
●入場料：無料
●TEL：03-588-1733