マニラ(Manila)

マニラ(Manila)
都市の魅力

大平洋に浮かぶ7107もの島々からなる国、フィリピンは、島の数だけ違った魅力を持つ楽園リゾートです。アジア太平洋エリアの中でも最も豊な自然があり、遺跡など多くの歴史の香り漂う見所やヒロットに代表されるエステやSPAなど心癒させる様々な魅力がたくさんあります。

基本情報

フィリピンは、東南アジアに位置する島国です。ヨーロッパ・アメリカ・アジアの生活様式と文化が一堂に会しており、イスラムや仏教国の多いアジアの中では唯一のカトリック教国です。国土は日本の約8割の広さで、ルソン島やミンダナオ島など北から南に約7,107の島々が広がっています。

マニラの観光地

世界的に有名なリゾートやダイビングスポットが数多くあり、スペイン時代の情緒溢れる町並みや近代都市であるマニラなど魅力的な場所がたくさんあります。イントラムロスには歴史的建造物が点在します。

マニラ市のエルミタErmitaとマラテMalateはかつての歓楽街で、現在では、その北側にあるリサールパークやイントラムロスなどとともに、世界遺産をはじめとしたマニラの見どころを多く有する観光の中心地です。

マニラの治安

マニラの気候

フィリピンは、1年を通して気温・湿度が高く、年間平均気温は26~27℃です。主に6~10月の雨期と11~5月の乾期に分けられることが多いですが、正確には季節風の影響により、11~2月の乾期、3~5月の暑期、6~10月の雨期の3つに分けられます。服装は基本的に、年間を通して日本の夏服で大丈夫ですが、時期を行き先に合った対策が必要になります。雨期は、毎日のようにスコールが降ります。マニラなどの道路は水はけの設備があまり整っていないので大きな水たまりが出現し、歩行者や車が身動きできなくなる状態となることもあるので、気を付けましょう。

フィリピンのお水事情

フィリピンの生水や水道水は飲用に適していません。一部の高級ホテルでは水道水を飲用することができますが、市販のミネラルウォーターを飲用するのが安心です。

フィリピンのトイレ事情

フィリピインのトイレは、日本の洋式のトイレに似ていますが、便座がありません。ホテルやショッピングモールでは、便座やトイレットペーパーがつくようになりましたが、一般的には便座もトイレットペーパーもついていません。また、水洗式のトイレでトイレットペーパーを流してしまうと詰まってしまうので、トイレットペーパーを使用したら流さずに、横に置いてあるバケツへ入れましょう。旅行中はポケットティッシュを持ち歩くようにしましょう。

フィリピンの言語

公用語はフィリピン・英語です。

フィリピンの文化・マナー

○喫煙と飲酒について
マニラ首都圏内は、公共の場での喫煙が禁止されているエリアがあります。
路上の飲食店や宿泊施設、カラオケなどの個室での喫煙は認められていますが、禁煙エリアでの喫煙、歩きタバコやポイ捨ては罰金を科せられることもあります。違反者は、初犯P1000、2回目P2000、3回目P3000もしくは3~6日勾留処分となりますので、気を付けましょう。また、フィリピンでは18歳未満の喫煙は法律で禁じられています。

○チップ
レストランでは、伝票にサービス料が含まれていない場合は、請求額の5~10%程度が基本で、タクシーは料金の10%、最低でもP1~2程度渡すのが一般的です。

○交通マナー
フィリピンでは、日本と比較できないほど運転が荒く、事故発生率も高いので、免許証があってもなるべく運転はしないほうがいいでしょう!

○カトリック教国
フィリピンはアジア唯一のカトリック教国です。
聖週間には、会社、レストラン、映画館、公共交通機関さえも一斉に休業し、9月になるとクリスマスの雰囲気になり始めます!フィリピンの人々にとって、宗教は欠かせない生活の一部となっています。

祝日

入出国・ビザ・バスポート

○入国審査:
空港に到着したらパスポートと機内で渡された入国カードに必要事項を記入し入国審査官に提示します。滞在日数や入国の目的を聞かれることもあります。終わればパスポートに入国のスタンプを押して返されます。これで審査終了です。

○フィリピン旅行でのビザ
21日間以内の滞在であればビザは不要。22日以上の滞在を希望する場合は、59日間有効のツーリストビザを日本で取得することができ、現地では滞在延長手続きをすることができます。1回目の延長は38日間、2回目以降は1ヵ月ごとの申請が可能です。

○フィリピン旅行でのパスポート
入国時に残存有効期間が滞在日数に加えて6ヵ月が必要で、未使用査証欄が見開き2ページ以上必要です。

マニラの代表的な観光スポット

カーサ・マニラ博物館 Casa Manila Museum

カーサ・マニラ博物館は、第2次世界大戦後、イントラムロスでいち早く修復が行われたスペイン風邸宅。かつてのスペイン統治時代の特権階級の暮らしぶりをうかがい知ることができる。
○住所: Gen. Luna St., Intramuros
○TEL: (02)527-4084
○開館時間: 火~日9:00~18:00
○定休日:月・祝
○料金:大人P75、学生・子供P50

国立博物館 National Museum

国立博物館は、フィリピンに関する考古学、人類学、植物学、動物学ほか、ありとあらゆるアカデミズムの世界が一覧できる。展示内容も秀逸なものが多く、国内有名画家たちの絵画を含め、美術に関する展示もあり、さらにリサール公園内には、国立博物館管轄のプラネタリウム(入場料P30)もある。
○住所: Old Congress Bldg.,Padre Burgos St.
○TEL: (02)527-1215
○開館時間: 月~木10:00~21:00、金・土10:00~18:00、日12:00~17:00
○定休日:無休

サン・オウガスチン教会 San Agustin Church

サン・オウガスチン教会は、世界遺産に登録されたフィリピン石造建築の中で最も古い教会のひとつ。教会内はバロック風のインテリアで、パリから取り寄せられたシャンデリア、イタリア人アーティストによる壁画や祭壇を見ることができ、祭壇左にはスペイン人の初代総督レガスピが眠っている礼拝堂がある。
○住所: Gen. Luna St., Cor.Real St., Intramuros
○交通アクセス:(02)527-4061
○TEL: (02)527-4061
○開館時間:9:00~12:00、13:00~17:00
○料金:大人P100

マニラ水族館 Aquario de Real

マニラ水族館 は、イントラムロス内にあり、エルミタ地区側のゲートを入ってすぐ左手にある。フィリピンをはじめ、東南アジアに生息する魚を見ることができる。
○住所: Gen. Luna St.
○TEL: (02)527-9012
○開館時間:水~日8:00~17:00
○定休日:月・火・祝
○料金:大人P40、学生P15

 

マニラのおすすめグルメ

フィリピンの料理は、歴史的背景の影響を多分に受けているため、スペイン料理をはじめ、アメリカの影響を受けたファーストフード、移民してきた中国人が持ち込んだ中国料理など、フィリピン料理の一部となっています。

伝統的なフィリピン料理

・ルンピア・ウボッド
フィリピン風の生春巻きで、エビや豚を薄いクレープのような生地で焼いたもの。

・シニガン
魚介類や肉類を具とした伝統的な酸味スープ

・レチョン・バボイ
香草を詰めてゆっくりと回転しながら焼きあげた子豚の丸焼き

・カレカレ
牛の尾の部分や鶏肉を野菜と一緒にピーナッツソースで煮込んだもの。

・スィートサワー・ラブラブ
フィリピンの高級魚ラブラブに甘酸っぱいソースをかけた料理

・パンシット
ビーフンなどの麺を使った中華風焼きそば

・ハロハロ
カキ氷やアイスクリーム、ナタデココ、ナッツなどを混ぜ合わせた定番のデザート

・キャッサバケーキ
イモの一種であるキャッサバを練って固めたもの

マニラのおすすめレストラン

イラストラード Ilustrado

イラストラードは、1989年にオープンしたスペイン&フィリピン料理の店。レストランとカフェ(クアトロ・カントス)に分かれています。レストランのおすすめは、チキン・アロスカルド(鶏スープのお粥)やパエリアです。
○住所:744 Calle Real del Palacio(Gen. Luna St.), Intramuros
○TEL:(02)527-3674~5
○営業時間:月~土11:30~15:00、18:30~22:00 ※カフェは8:30~18:00
○定休日:日(レストランのみ)
○クレジットカード:AMEX ダイナース JCB マスター VISA

バリオ・フィエスタ Barrio Fiesta

バリオ・フィエスタは、フィリピン全土に18店もの支店をもつフィリピン料理レストラン。おすすめはフィリピン料理のビーナッツソースをベースに煮たスープ、カレカレ。盛られて出できますが、ひとりでは食べきれないほどのボリュームなので数人でいくのがおすすめです。
○住所:573 M.Orosa St. Cor. E.Reyes St., Ermita
○TEL:(02)521-7884
○営業時間:9:00~23:00
○定休日:なし
○クレジットカード:AMEX ダイナース JCB マスター VISA

サンボアンガ Zamboanga

サンボアンガは、新鮮なシーフードを提供するフィリピン料理のお店です。毎日20:30から華やかなフィリピンの舞踊ショーがあり、ギターの生演奏も各テーブルを回ってくれ、観光客だけでなく地元の人たちにも人気です。
○住所:1619 Macario Adriatico St., Ermita
○TEL:(02)521-7345
○営業時間:11:00~23:00
○定休日:なし
○クレジットカード:AMEX ダイナース JCB マスター VISA

 

マニラのエンターテイメント

フィリピンのおすすめエンターテインメントをご紹介します。ミュージカル、コンサート、ライブハウスの情報や、エステやスパで癒しを体験など、旅を楽しむテーマに厳選してお届けいたします。

ショッピング

グロリエッタ Glorietta

グロリエッタには、吹き抜けの巨大な中央ホールで連結する1~4号館の中に、世界各国の有名ブランド店、地元で人気のローカルブランド店、レストラン、映画館などが入っています。フィリピンブランドでは、サリ・サリ・ストアSari Sari Storeが地元の若い女性に人気です。
○住所:Ayala Center, Makati City
○営業時間:日~木10:00~20:00 金・土10:00~21:00
○定休日:なし
○クレジットカード:各店舗により異なる

グリーンベルト・モール Greenbelt Mall

グリーンベルト・モールは、アヤラセンターのすぐ西側、グリーンベルト公園に隣接する5棟を擁するショッピングモールで、今マニラで人気のおしゃれなスポットです。婦人服、バッグ、化粧品などの高級ブランドをはじめ、書店やインテリアショップ、ギフトショップなど何でも揃っているので、1日いても飽きません。世界各国料理の店が並ぶレストラン街も人気です。
○住所:Ayala Center, Makati City
○営業時間:10:00~20:00
○定休日:なし
○クレジットカード:各店舗により異なる

ロビンソン・コマーシャル・コンプレックス Robinson's Commercial Complex

ロビンソン・コマーシャル・コンプレックスは、エルミタのペドロ・ヒル通りPedro Gill St.沿いにある巨大ショッピングセンターです。大学が近いせいか若者が多く、店も彼ら向けの衣料品店や本屋、携帯電話専門店、飲料店などが集まっています。
中は吹き抜けで開放的。外観、内観ともほかに比べてよりしゃれた雰囲気です。
○住所:M. Adriatico St., Ermita
○営業時間:10:00~20:00
○定休日:なし
○クレジットカード:各店舗により異なる

フィリピンのお土産

フィリピンには、マンゴーやパイナップルなどの果物、ビーニャ、貝製品、セブ島の雑貨、バギオのシルバー製品、少数民族による手織り布やバンブー製品などの特産品があり、なかでも、マンゴーやパイナップル、ココナッツ、ジャックフルーツなどのドライフルーツやキャンディー、フルーツのボディスクラブ、パパイヤ・ソープなどのお土産が人気です。

・ドライフルーツ
フィリピンでは、マンゴーやパイナップル、ココナッツ、ジャックフルーツなどの様々なドライフルーツが格安で手に入れることができるので、お土産におすすめ!

・キャンディー
マンゴーの果実に砂糖を加えて練ったマンゴーボールというソフトキャンディーや、マンゴーと甘酸っぱいタマリンをミックスしたマンゴー&タマリンボール、甘いココナッツミルクにパンダンというミントのような葉を加えたソフトキャンディーなどが人気。

・フルーツのボディスクラブ
パパイヤとマンゴーのフルーツスクラブで、さっぱりつるつるしっとり肌になるので、女性でに喜ばれる人気のお土産。

・パパイヤ・ソープ
ほのかなパパイヤの香りとなめらかな泡立ちが人気のソープ。お土産店で買うより、スーパーや薬局のほうが安く手に入る。

・ビーニャ
ビーニャは、パイナップルの葉から繊維を取り出し、糸をつむいで手織りしていく伝統的な布で、シルクより高価なものとして正装用の衣類や結婚式のガウンなどに重用されている。スカーフなどの小物がお土産として人気。

 

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