インド（India）
インド（India）
旅行ガイド
インドは5000年の歴史を持ち、異なる宗教、言語、文化を持った民族がひとつの国を形成しています。インドへ行くと価値観が変わる、人生が変わるとも言われ、いまバックパッカーに人気の国です。またインドにはたくさんの遺跡があり、そのままの形で残っているのもの少なくなく、遺跡が好きな方にもおすすめです。
基本情報
インドは1947年にパキスタンと同時に分離独立し今に至ります。南アジアに位置し、東京から直行便で行くと9時間～10時間かかります。様々な遺跡、北部と南部によって異なるスタイルの料理があり観光と料理のどちらも十分楽しめるでしょう。
インドには電車、地下鉄、路面電車、バス、タクシー、リクシャー(三輪タクシー)、ターンガー(馬車のようなもの)があり、豊富です。しかしタクシーではぼったくりが発生しているので注意が必要です。
インドの代表的な都市
インドの観光地
インドには様々な歴史、宗教、文化に関わった建造物があります。特に有名なのはアグラ(アーグラにある)タージマハルです。タージマハルはムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが若くして亡くなった王妃のために建設しました。真っ白でシンメトリーなところが魅力的です。その他にも、ガンジス川の沐浴、人間の生死が見ることができると有名なバラナシや、ムガル帝国時代のオールドデリーとイギリスが造った近代的な街が首都デリーにあります。
インドの気候
インドは広大な土地を持った国であるので、地域によって気候が異なります。またインドは夏季(4月～5月)、雨季(6月～10月)、乾季(11～3月)の三つに分かれています。ベストシーズンなのは乾季に当たる11月～3月です。
インド南部は1年中を通してあまり気温の変化がありませんが、インド北部では夏は酷暑、ヒマラヤ山岳付近では冬は氷点下になるので観光はできなくなります。
インドのお水事情
インドは水事情が悪いため、水道からは絶対に飲まないでください。ホテルには「Boiled Water」が置いてある所もありますが本当に沸かしてあるかわからないので飲まない方がいいでしょう。また、水同様生野菜やフルーツジュースにも気を付けてください。
ペットボトルの水はインドのどこでも買うことができますが、開封してないことを確認しましょう。
インドのトイレ事情
インドのトイレは日本の和式に似たようなトイレです。インド人は右手で食事を食べ、左手はトイレの後に備えられている桶から水を汲んで洗うために使っています。インドのトイレには紙がないところもあります。旅行の際はトイレットペーパーやポケットティッシュを持ち歩くと良いでしょう。しかし、紙を流すと詰まってしまう可能性もあるので気を付けてください。
インドの言語
連邦公用語はヒンディー語、他に憲法で公認されている言語が21つあります。
インドの祝日
2014年
1月1日 お正月
1月26日 共和国記念日
3月17日 ホーリー
4月8日 ラーム誕生日
4月13日 ジャイナ教マハビラ誕生日
4月18日 グッドフライデー（受難日）
5月14日 ブッタプルニマ（釈迦誕生祭）
7月29日 イスラム断食明け祭
8月15日 独立記念日
8月18日 クシュリナ神誕生日
10月2日 ガンジー誕生日
10月3日 デサラ祭／ダシャラ・ビシャヤダシャミー
10月6日 イード・ウル・ズハー
10月8日 ヴァールミーキ誕生日
10月23日 ディワリ
11月4日 ムハラム
11月6日 グル・ナーナク誕生日
12月25日 クリスマス
これらの祝祭日にはお店なども休みになってしまうので注意が必要です。
またこの他にも、州によって定められている祝祭日もあります。
これらの祝日にはお店なども休みになってしまうので注意が必要です。この他にも週ごとに異なった祝祭日があるので事前に調べてから計画を立てましょう
インドの入出国・ビザ・バスポート
日本人のインド入国にはビザが必要です。ビザの発給にはある程度時間がかかるため、余裕を持って申請するか、ビザが発給された後に旅行の計画を立てた方がいいかもしれません。個人でビザを申請すると、2135円、旅行代理店にビザの申請を代行すると5000円以上かかってしまいます。しかし、ビザの申請手順は非常に複雑で英語での記入になりますのでご注意ください。観光ビザの場合ビザ発給日からは6か月有効で、有効期間内は何度も入国することができます。
2010年1月1日より、日本人は空港到着時にビザを申請することが可能になりました。申請可能な空港はデリー・ムンバイ・チェンナイ・コルカタ空港の4つの空港のみとなっています。年間2回までの申請となっており、またインド出国後2カ月間は再入国できないので注意してください。ビザの申請料は＄60または6000円相当かかります。クレジットカードは使用できないためアメリカドルまたは日本円の準備が必要です。空港でのビザの申請は1時間～3時間かかるので事前に顔写真の準備や宿泊先の予約確認書や連絡先などを準備しておくとスムーズに申請できるでしょう。
※パスポート残存期間は出国の最低6か月有効であること、査証欄の余白が見開き2ページ以上なければいけません。
