バングラデシュ(Bangladesh)
バングラデシュ(Bangladesh)
旅行ガイド
交通やトイレや水など、確かに不便なことも多いバングラデシュですが、訪れてみると、仏教、ヒンドゥー教、イスラム教など、様々な宗教を基盤とした歴史的文化遺産、マングローブなどの大自然に恵まれた国であることがわかります。
基本情報
バングラデシュにはいくつもの大河が流れており、川を利用した水運なども盛んです。行政上大きく6つの管区に分けられおり、それぞれの管区ごとに違った面が見られます。デルタ地帯にあり水路が張り巡らされている地形であるため道路はあまり発達していません。鉄道もありますが、移動は主にタクシーやトゥクトゥクを利用します。
バングラデシュの代表的な都市
バングラデシュの観光地
オールド・ダッカ周辺には、アーシャン・モンジールやスター・モスジットがあります。アーシャン・モンジールは博物館として内部が公開されています。スター・モスジットは草花や星、月などが描かれている装飾タイルなど見どころ満載です。チッタゴンにはモエナモティ遺跡やコックス・バザール海岸などがあります。
バングラデシュの気候
バングラデシュの気候は、雨季と乾季、その間の変遷期があり、暦の上では6季あります。4~5月に最も気温が高くなり連日35℃近くまで上昇するのでとても蒸し暑いです。6~10月は雨期で湿度も上がり、不快指数も上昇します。短時間の集中大雨、台風などが起こります。降水量が増えると洪水などの危険性が出てくるので気を付けましょう。
バングラデシュのお水事情
バングラデシュでは、水道水や井戸水は飲まないようにして下さい。水を媒介としてコレラや赤痢などの流行がたびたび発生しています。しかし、ペットボトル入りの飲料水がどこにでも売られていますので、それを利用するようにして下さい。1リットル入りが15Taka程度です。購入時にはキャップがちゃんと閉まっているかなどをしっかりと確認しましょう。飲食店で水を注文する場合は、必ず目の前で新しいボトルの栓を開けさせましょう。
バングラデシュのトイレ事情
バングラデシュではトイレの普及率がまだあまり高くありません。農村部では屋外で排泄している状況も多いです。更に紙を置いていない所などがあるので注意が必要です。
バングラデシュの言語
公用語はベンガル語です。しかし英語を話せる人も多いです。
バングラデシュの祝日
2014年
1月14日 ※マホメット生誕節
2月21日 ベンガル語国語化運動記念日
3月17日 ムジブル・ラーマン誕生日
3月26日 独立記念日
4月14日 ベンガル新年
5月1日 メーデー
5月13日 ※仏誕節
6月14日 ※シャベ・バラット(断食月前の祭り)
7月25日 ※ジャマトゥル・ビダ(断食最後の金曜日)
7月26日 ※シャベ・カダール(コーラン天啓の夜)
7月28~30日 ※断食明け大祭り
8月15日 国家大葬祭
8月17日 ※クリシュナ生誕節
10月4日 ※ドゥルガ女神祭
10月5~7日 ※犠牲祭
11月4日 ※アシュラ
11月7日 革命連帯記念日
12月16日 戦勝記念日
12月25日 クリスマス
※は移動祝祭日のため、毎年異なります。
バングラデシュの入出国・ビザ・バスポート
バングラデシュ入国に際いては、どんな目的だとしてもビザが必要です。観光ビザ申請に必要なものは、申請時に残存有効期間が6か月以上、審証欄の余白が1ページ以上あるパスポートと大使館の窓口に用意されている申請用紙1通です。これらの書類を用意して申請時間中に大使館の窓口で申請すれば、翌営業日に発給されます。
バングラデシュ入国に際して記入の必要な書類は、入国カードと税関申告書の2種類です。