ニュージランドのスポーツ
ニュージランドのスポーツ情報
観光客にとってニュージーランドでするスポーツといえばアウトドアスポーツがメジャーですが、観るスポーツといえばラグビーでしょう。そのラグビーはニュージーランドにとって国技であり、代表チームのオールブラックスは世界でも強豪として名を馳せています。元々はイギリスのスポーツですが、イギリスの移民によって普及し、現在ではその実力は本家に負けずとも劣りません。また代表チームだけの戦いだけでなく、強豪国であるオーストラリアや南アフリカのチームを集めて戦う世界最高峰の大会であるスーパーラグビーや、ニュージーランドの各州のチームによる対抗戦のITMカップなどを時期によっては観戦することができます。男たちの熱き戦いに目を焼き付けてみてはいかがでしょうか。
オールブラックス
ラグビーのニュージーランド代表は1987年、2011年ワールドカップに優勝するなど世界的な強豪チームとして知られ、ラグビーはニュージーランドの国技となっています(2019年には日本でもラグビーワールドカップが開催される予定で、新国立競技場が試合会場として使用されます)。なお、2013年11月2日には日本と対戦。おもに6月から10月にかけて多くの試合が行われます。
愛称は「オールブラックス(All Blacks)」で、その由来は20世紀前半、英国に遠征した当時から黒のユニホームが採用されていたことからオールブラックスになったとする説や、その英国遠征時、チームのプレーヤー全員がバックスのようにプレーすることからオールバックス、それが転じて、オールブラックスとなったとする説があります。
日本でもオールブラックスに馴染みがあるとすれば試合前に行う「ハカ」。これはニュージーランドの先住民族マオリの出陣前の伝統的な踊りです。かつて日本のCMで「ガンバって、ガンバって…」などと放送されていたものです。
オールブラックス公式サイト
http://www.allblacks.com/
スーパーラグビー
ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカからそれぞれ5チームが参加、計15チームによる世界最高のラグビー大会で、2月から8月にかけて行われます。なお、2013年大会のニュージーランドのチーム成績は以下のとおりです。
Brumbies 3位
Reds 5位
Waratahs 9位
Rebels 12位
W.Force 13位
・スーパーラグビー公式サイト
http://www.superxv.com/
おもな試合会場 | 収容人数 | 都市 |
---|---|---|
Forsyth Barr Stadium | 30,748人 | ダニーデン |
Carisbrook | 35,000人 | ダニーデン |
Westpac Stadium | 42,000人 | ウェリントン |
Eden Park | 48,000人 | オークランド |
North Harbour stadium | 25,000人 | オークランド |
Waikato Stadium | 30,000人 | ハミルトン |
AMI Stadium | 36,500人 | クライストチャーチ |
Rugby League Park | 26,000人 | クライストチャーチ |
州代表対抗戦(ITMカップ)
ニュージーランドで最も歴史ある大会で、各州のチーム同士が競う。開催期間は8月から10月。
オークランド(Auckland)
ベイ・オブ・プレンティー(Bay of Plenty)
カンタベリー(Canterbury)
カウンティース・マヌカウ(Counties Manukau)
ホークスベイ(Hawke's Bay)
マナワツ(Manawatu)
ノース・ハーバー(North Harbour)
ノースランド(Northland)
オタゴ(Otago)
サウスランド(Southland)
タラナキ(Taranaki)
タスマン(Tasman)
ワイカト(Waikato)
ウェリントン(Wellington)
・ITMカップ公式サイト
http://www.itmcup.co.nz/index.cfm?layout=itmCupTeams