ニュージランドの観光地
ニュージランドのパワースポット情報
ニュージーランドにはパワースポットと呼ばれているエリアがいつくか存在します。パワースポットたるゆえんは、伝統を守ってきたマオリ族の聖地や過去から伝わるストーリー、そして美しき自然との融合などが挙げられます。ニュージーランドを旅した際はこれらのパワースポットを訪れ、運気のアップを試してみてはいかがでしょうか。
タネ・マフタ
ニュージーランドで最も古くて有名な樹で、同国北島のワイボウア森林保護区内(伐採を逃れたカウリの木が残っている地域でもあります)にある巨木です。高さ50m、幹の円周は14m程で現存するカウリとしては最大でその大きさに圧倒されることでしょう。樹齢は定かでないが、1250年から2500年といわれています。「タネ・マフタ」はマオリの言葉で神の森を意味し、パンテオンの神の名でもあります。屋久島の縄文杉とは姉妹木関係にあります。
トンガリロ国立公園
トンガリロ国立公園にあるトンガリロ山、ナウルホエ山、ルアペフ山はマオリ古来の聖地でした。1887年に当時のマオリ族長がニュージーランド政府にこの地の土地を寄付したことがこの国立公園の始まりで、1894年にはニュージーランド最古の国立公園に制定されました。トンガリロ国立公園の山域はマオリの信仰対象で、マオリ文化との結びつきが強いことから、その伝統文化と自然の複合遺産として世界遺産にも登録されました。
モコイア島
ニュージーランドの北島にあるロトルア湖に浮かぶ無人島で、このモコイア島が舞台となっている"マオリ版ロミオとジュリエット"とも言うべきラブストーリーが語られています。かつて岸川に住むヒネモアという女性が、島に住む恋人のヒネモアの元に行くために湖を泳いで渡ったといわれています。この話が語り継がれ、このモコイア島はカップルや夫婦間の愛情運が上昇する、との説があります。まさにパワースポットというべきにふさわしい場所でしょう。
レイク・テカポ
ニュージーランド南島にあるテカポ湖。テカポはニュージーランドでいちばんの晴天率を誇り、この周辺から見る星空の美しさは世界的に知られています。南十字星をはじめとして、日本では見られない星座や、大小のマゼラン雲が観ることができます。テカポとはマオリ語で、「テカ」が眠る場所、「ポ」は夜を意味します。レイク・テカポの星空を世界遺産にしようという運動も行われていたり、美しい星空を守るために街灯に被せたりする地道な努力が行われています。