ニュージランドの観光地
「ロード・オブ・ザ・リング」、「ホビット」の舞台
ピーター・ジャクソン監督の「ロード・オブ・ザ・リング」、「ホビット」の撮影場所となったニュージーランド。その壮大な自然はまさにこの映画で表現するに欠かせないものとなっていました。各地でツアーが開催されていますので、ロケ地巡りを敢行してみてはいかがでしょうか。
ウェリントン
ホビット庄、アイゼンガルドの庭、アンドゥイン川、裂け谷、オスギリアス、死者の道
ウェリントンは「ロードオブザリング」、「ホビット」の監督、ピーター・ジャクソンの生まれ故郷。ビクトリア山麓の森に覆われた場所はホビット村の森のシーンで使われました。ハット川流域はアンドゥイン川、ハーコートパークはアイゼンガルドの庭として使用されています。またウェリントンにあるカイトケ公園はフロドが傷を治した裂け谷として撮影。
カンタベリー
エドラス
その色彩豊かな美しさから「世界で最も美しい湖」といわれるプカキ湖は神秘的な青色の光を放つ。この青色は氷河の粉と呼ばれる岩の粒子が太陽に反射して作り出されるもの。プカキ湖の湖畔には湖を一望できるビジターセンターが。近くにはオハウ湖とテカポ湖があり、景色は秀逸です。
サザン・レイクス
霧ふり山脈、ブルイネンの浅瀬、ガンダルフ騎乗の疾走シーン、中つ国のパノラマ風景
グレーノーキーは人口およそ200人の小さな町で、クイーンズタウンから車で45分のところにあります。「ロード・オブ・ザ・リング」、「ホビット」が撮影された場所として知られています。川や湖、大草原に山と自然豊かなすばらしい景色を見ることができます。ロケ地を巡るツアーも行われています。
フィヨルドランド
アンドゥイン川、ファンゴルンの森
フィヨルドランドではファンゴルンの森などが撮影され、「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の中でも最も重要な役割を果たしたといわれています。ワイアナウ川では旅の一行がアンドゥイン川を下るシーンが撮影されています。
マタマタ
ホビット庄とホビット村
ニュージーランド北島、ロトルア地方のマタマタという町にホビットの村があります。指輪物語の舞台になっており、羊の牧場が広がっています。そこにあるのが地面を掘って作られた小屋。この小屋が映画で使用されたホビットの家。ホビットは背が低く、背丈は人間の子どもくらい。穴を掘り、丸い窓を作ってそこで暮らしていました。裕福なホビットは穴の中も立派だとか。時の流れを忘れるほど、のどかなこの地でホビットの村を訪ねてみるのもいいでしょう。
※映画ホビットのセットツアー
http://www.hobbitontours.com/Hobbiton-Movie-Set-and-Farm-Tours/HOME_IDL=2_IDT=2004_ID=11904_.html
マッケンジーカントリー
ペレンノール野
マッケンジーカントリーのトワイゼル近郊は、ペレンノール野の合戦シーンが撮影された場所です。ここでローハンとゴンドールの軍隊が、サウロン軍の兵士たちと激しい戦いを繰り広げました。ロケ地は私有地ですが、トワイゼルからツアーが出ているとのこと。
ネルソン
チェトの森、おぼろ谷、指輪制作
「ロードオブザリング」に登場する圧巻の景色のいくつかはここネルソンで撮影されました。ロケ地によっては遠方にあるため、遊覧飛行ツアーに申し込まないと見られないところがあります。映画で使用された小道具のいくつかはネルソンで作製されたとのこと。サウロンの指輪を実際に付けてみたり、「踊る子馬亭」に登場するようなビールを飲むこともできます。
ルアペフ
モンドール、エミン・ムイル
「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督はルアペフ山とナウラホイ山を使用して「滅びの山」を表した。ルアペフ山があるトンガリロ国立公園はニュージーランドで最も古い国立公園で、マオリの聖地として崇められています。またユネスコの世界遺産にも登録されています。ルアペフ山は世界で最も活動している活火山として知られ、モンドールとエミン・ムイルのロケ地にもなりました。