エアーズロック(Ayers Rock)

エアーズロック(Ayers Rock)
都市の魅力

エアーズロックはオーストラリア中央部、砂漠性気候に属しています。地上からの高さ約348m、周囲約9km、という世界最大級の一枚岩です。オーストラリアの先住民アボリジニにとって、とても神聖な場所とされ、立ち入り禁止、撮影禁止の場所も少なくありません。現在は、オーストラリア政府がアボリジニ・コミュニティから借り受けています。巨大な岩を前に、大地の神秘を感じ、先住民の思いを知る事ができる貴重な体験が出来る場所です。

基本情報

エアーズロック、先住民族アボリジナルにはウルルと呼ばれるこの場所は、コネラン空港、エアーズロックリゾートから約5kmの場所にあります。エアーズロックへの観光客はすべてエアーズロックリゾートに滞在します。それ以外の場所でのキャンプなどは認められていません。リゾート周辺は、世界遺産にも登録されているウルルーカタジュタ国立公園があります。リゾート施設は周囲の景観を損なわないように配慮して作られています。ツアー&インフォメーションセンターや、レストラン、スーパーマーケットなどがショッピングセンター内にあります。また、デザートガーデーデンズ・ホテルとエミュウォーク・アパートメントの間にはビジターズセンターがあります。ウルル付近の地質や動物園、アボリジニの文化・生活についてパネル展示してあるので、是非訪れてみてください。ここでは自転車やツアーを通してエアーズロックの探求ができます。エアーズロック、先住民族アボリジナルにはウルルと呼ばれるこの場所は、コネラン空港、エアーズロックリゾートから約5kmの場所にあります。エアーズロックへの観光客はすべてエアーズロックリゾートに滞在します。それ以外の場所でのキャンプなどは認められていません。リゾート周辺は、世界遺産にも登録されているウルルーカタジュタ国立公園があります。リゾート施設は周囲の景観を損なわないように配慮して作られています。ツアー&インフォメーションセンターや、レストラン、スーパーマーケットなどがショッピングセンター内にあります。また、デザートガーデーデンズ・ホテルとエミュウォーク・アパートメントの間にはビジターズセンターがあります。ウルル付近の地質や動物園、アボリジニの文化・生活についてパネル展示してあるので、是非訪れてみてください。ここでは自転車やツアーを通してエアーズロックの探求ができます。

エアーズロックの観光地

エアーズロックは、1973年に初めてイギリス人ウイリアム・クリスティ・ゴッセが登ったとされています。当時の南オーストラリア長官サー・ヘンリー・エアーの名前から付けられたとされます。周辺には、アボリジニの儀礼や生活を物語る痕跡も多く残されています。主な観光地はエアーズロック登山、エアーズロック・サンライズ、ベースウオーク、オルガ岩群があります。エザーズロックには数々のアボリジの伝説があり、その伝説にまつわるマラウオークや、クニヤウオークなども観光名所になっています。またアボリジニの文化を学べるウルルーカタジュタ・カルチャラルセンターでは、エアーズロッロ地域のアボリジニの人々の生活様式や文化を学べるパネル展示や、ビデオ上映があります。ちなみにカルチャーセンター内の撮影またカメラの持ち込みは禁止されているのでお気をつけ下さい。

エアーズロックの気候

砂漠性気候に属しているエアーズロックには2つの季節があり、夏季と冬季に分かれています。夏季は10月から3月で日中は30℃を軽く超え40℃に迫る事もしばしばです。乾燥している為、じりじりと肌を焦がすような暑さが特徴的です。歩く事が多いツアーに参加した場合、この暑さはかなりこたえます。帽子、日焼け止め、サングラスで、紫外線からは、肌、目を守る事をおすすめします。まめな水分補給も心がけてください。夜間は、気温が一気に20℃以下まで下がるので日中との気温差が激しいです。体調管理には十分気をつけてください。また夏の間は、稀にまとまった雨が降る場合もあり、雨天時にはエアーズロック登山は中止になりますが、雨が岩肌を滝のように流れ落ちる珍しい光景も見られる事があります。冬季は4月から9月で、夏とは違い20℃から25℃とさほど高くなく、とても過ごしやすい気候となっています。雨が降る事もほとんどなく観光に適した季節になります。日中は、半袖でも出歩けますが、夜間は気温が10℃以下まで下がり、霧が降る事もしばしばです。気温変化に対応し、夜の寒さをしのげば快適に過ごせるはずです。サンライズ・サンセットツアーに参加するときは、しっかり防寒対策をした方がいいでしょう。半袖の上に、フリース、ジャンパーなどで重ね着をして、温度調節できるようにしておくといいでしょう。

エアーズロックの代表的な観光スポット

エアーズロック登山

エアーズロック登山は、観光客にとって登るのがあたりまえのように思われていますが、アボリジニの人たちにとって大切な聖地なので、彼らにはこの岩を登る事は快く思われていません。エアーズロックに登るのは実際にはかなりハードで、現地のツアーガイドも決して強くすすめません。あくまでも自分の意志で決め登りましょう。特に高所恐怖症の人、心臓疾患のある人は絶対に無理をしないようお願い致します。登頂には、大人の足で往復1時間30分から2時間程かかります。登山ルートはひとつです。登り口から3分のあたりまでは傾斜がきつく、鎖が張られています。3分の1から上はやや平坦になるのですが、鎖がなくなるので風に注意して頂上を目指してください。ルート上には白いペンキの線が書かれているので迷うことはないのでご安心を。たまにアボリジニの文化的理由や儀式があるときには、日の出から日没まで登山口ゲートが閉まり、登山が禁止されます。

エアーズロック・サンライズ

1日にかけてエアーズロックの岩肌は、色さまざまに変わります。早朝から日の出にかけては闇のなかに溶けていた岩肌が徐々に赤みをもち、日の出とともに鮮やかなサーモンピンクに染まる様子が見られます。朝日に染まるエアーズロックを見るベストポイントは、エアーズロックの北東のサンライズ・ビューイングエリアです。なお、このポイントから見えるのはエアーズロックの東側です。右端にンガルタワタ、左端にクニヤピティというひじょうに重要なセイクレッドサイドがあります。

ベースウオーク

岩肌に残されたアボリジニのロックアートも観光所の1つ。エアーズロックをひと回りする約9kmのウォーキングトレイルがあります。所要3時間ほどなので健脚派におすすめ。また、ベースツアーなどで訪れる場合も、サーキットウオークの一部、マラウオークとクニヤウオークを歩く事になります。これで主要なポイントは押さえられます。マラウオークは登山口から500mほど続く遊歩道で、簡単にアボリジニのロックアートが見られます。登山口から時計回りに進むと、左側に小さな洞窟が見つかります。洞窟内の天井に壁画が残っています。絵はおもにカンガルーや、エミューの足跡といったもので、隣は、エアーズロックの一部が大きく波形に削り取られた自然のシェルター。このあたりからは岩沿いに低木が茂っています。そしてカンジュ渓谷と呼ばれる小さな池につきます。雨が降るとこの池へと雨水が岩肌を滑り落ち、壮大な滝となります。

オルガ岩群(カタジュタ)

エアーズロックの西約45kmの所にある巨岩群がオルガ岩群。高さ546mのマウントオルガをはじめとする大小36の岩からなる一帯の総称です。アボリジニたちは「たくさんの頭」を意味するカタジュタという名前で呼んでいます。オルガ岩群もエアーズロック同様砂岩質の岩で、やはり今から7千万年前に今のような形になったと考えられています。見る角度によって様子が変わる岩群の全体を眺めたり、岩肌が真っ赤に染まるサンセットを楽しむことができます。また、いくつかのトレイルを歩いて、その奥深さを実感することができます。ただ歩く場合は注意が必要です。地形は複雑で迷いやすくできるだけツアーで行く事をおすすめします。

風の谷

オルガ岩群内で深くまで踏み込める事ができるのが風の谷です。見逃して欲しくないのが、風の谷の駐車場から1kmほどの所にある、カル展望地からの景色です。巨大な岩に阻まれていた岩の向こうに、広大な大地が続く壮大な景色が堪能できます。また、そこからさらに進むとトレイルの分かれ道があり、あたりにはさまざまな砂漠性植物や、ユーカリの木も見られます。右側(南側)に進み、巨岩に挟まれた狭いトレイルを進むと、この一帯が本来風の谷と呼ばれるエリアです。その突き当たりが最大の見どころカリンガナ展望地です。両側にそびえる巨岩の間を風が吹き抜け、その向こうに広がる大地、そしてはるか遠くにもオルガ岩群のほかの岩々が点在します。まるで地球上の光景とは思えないような景色には感動を覚えるはずです。このカリンガナ展望地から渓谷を抜けオルガ岩群の懐部分の大地を歩き、ガル展望地下からの分かれ道まで戻るトレイルが続いています。駐車場からこのトレイルをすべて歩くと約4時間。カリンガナ展望地往復でも2?3時間は必要です。

エアーズロックのエンターテイメント

砂漠と岩が並ぶ大自然のエアーズロックですが、ここならではのエンターティメントがあります。ディジュリドゥというアボリジニの楽器の音色を聴きながらのサンセット。星空の下でのディナーや、エアーズロック、オルガ岩群を空から見られるシーニックフライトにラクダに乗ってエアーズロックを楽しめるフロンティア・キャメルツアー等があります。

サウンド・オブ・サイレンス

ディジュリドゥというシロアリに食われて筒状になったユーカリの木から作られたアボリジニの金管楽器の音色を聴きながらのサンセットと星空の下でディナーを楽しめます。ウルルとカタジュタに沈む夕日をゆっくり眺める事ができます。砂漠にセットされた野外テーブルでワイン、スープが供され、メインとデザートは、たくさんのメニューから選べるビュッフェスタイルです。カンガルーやクロコダイル、パラマンディなどオーストラリアならではの味覚も楽しめます。食後は静寂のなかでスタートークを聞きながら満点に輝く南半球の星空を眺める事ができます。天体望遠鏡も設置され、自由に観測することができます。予約をすれば別料金で、日本語での解説も可能です。

● 営業時間:日没時間40分前から所要約4時間
● Tel: +61-8-8956-2444
● 料金:大人$139 子供$70 (ディナー、飲み物代を含む)$22 (日本語スタートーク/1人)

シーニックフライト

空から楽しめるエアーズロック、オルガ岩群のシーニックフライトツアー。ヘリコプターによる低空飛行で翼に視界をさえぎられることなく上空からの景色が楽しめます。パイロットによる英語での解説や日本語の録音ガイドがヘッドホンから流れ、空からの観光が楽しめます。ウルルだけのベーシックな15分コースから、エアーズロックリゾートの北東304kmにあるキングスキャニオンに降りてキングスキャニオン・リゾートに寄る贅沢なツアーまであります。ヘリは、4人、あるいは6人乗りです。より手軽に遊覧飛行を楽しむなら、小型飛行機でどうぞ。飛行中のガイドはないですが日本語で書かれた飛行ポイントの解説が用意されています。

● Tel: +61-8-8956-2345
● 料金:40分1人$149、60分1人$240、120分1人、$370

フロンティア・キャメルツアー

日本ではなかなか乗れないラクダにエアーズロックで乗ってみるのはいかがでしょう。エアーズロックリゾートの脇でラクダに乗れます。ラクダに乗って赤土の大地を進みキャメル・エクスプレスから、エアーズロックのサンライズ、サンセットを見るツアーまでいくつかのコースが用意されています。また、キャメルファーム内で体験キャメルライドも可能です。

● 営業時間:毎日10:30から12:00
● Tel: +61-8-8956-2444
● 料金:
キャメル・エクスプレス1人$60 (4月?10月の12:00出発、1.5時間)
キャメルサンライズ1人$95(日の出1時間前出発2.5時間)
キャメルサンセット1人$95( 日の出入り1時間前出発1.5時間)

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