ブリュッセル(Brussels)

ブリュッセル(Brussels)
都市の魅力

EU本部のあるブリュッセルは、西ヨーロッパの歴史や美術に大きな足跡を残した古都で、中世ヨーロッパ史に興味のある人にとって、尽きない魅力があります。ベルギーは人口1千万の小さな国ですが、世界遺産や、中世の街並み、お城、のどかな自然、美食など見どころがたくさんあります。

基本情報

首都ブリュッセルは、EU本部やNATOなどの機関が集まるヨーロッパきっての国際都市です。言語はフランス語、オランダ語、ドイツ語が使用されています。ブリュッセル国際空港から市内へは、鉄道、バス、タクシーを使うのが便利です。

ベルギーの観光地

ベルギーの首都であるブリュッセルは、経済だけでなく、政治・文化の面でもヨーロッパの中心となっています。1000年を超える歴史あるグランプラスと、モダンで洒落た街並みが共存し、歩くほどに心がときめきます。コンパクトに見どころが詰まっているので、時間的にも体力的にも、気軽に巡ることができるのも魅力のひとつです。

ベルギーの気候

ベルギーは、穏やかな西海岸性気候で、日本に比べて涼しく比較的過ごしやすい気候です。
1年を通して雨が多いのが特徴ですが(旅行中は雨具が必携です)、少量の降雨の1日中降り続けることはありません。

ベルギーのお水事情

ベルギーの水道水は飲料水として水質に問題ありません。ただ、硬質石炭分が多く含まれているので、硬水が苦手な方はミネラルウォーターの購入をお勧めします。国内産のミネラルウォーターは種類が多く、ガス入りガスなしがあるので、炭酸が入っているのが気になる方はガスなしを選びましょう。購入するお店によって異なりますが、だいたい?1.30~で購入できます。

ベルギーの言語

公用語はフランス語・オランダ語(フラマン語)・ドイツ語です。

祝日

1月1日 新年
3月31日 ※復活祭(イースター)
4月1日 ※復活祭翌日の月曜日
5月1日 メーデー
5月9日 ※キリスト昇天祭
5月19日 ※聖霊降臨祭
5月20日 ※聖霊降臨祭の翌日
7月11日 *オランダ語圏共同体の記念日
7月21日 建国記念日
8月15日 聖母マリアの被昇天祭
9月27日 *フランス語圏共同体の記念日
11月1日 万聖節
11月11日 第1次世界大戦休戦記念日
11月15日 *ドイツ語圏共同体の記念日(ドイツ語圏のみ)
12月25日 クリスマス

入出国・ビザ・バスポート

EU圏外旅行者のカウンター(All passports)に並び、順番が来たら、パスポートのみを入国審査官に提示し、入国スタンプを押してもらいます。質問されることはほとんどありませんが、稀に旅行目的を質問されることもあります。

○ベルギー旅行でのビザ&パスポート
90日または3ヵ月以内の観光目的の旅であれば、ビザは必要ありません。
パスポートの有効残存期間は、原則として入国時3ヵ月プラス滞在日数以上必要です。
※ビザやパスポート等の情報は予告なく変更することがありますので、大使館や旅行会社などで必ずご確認ください。

■ベルギーの緊急電話番号
・警察  TEL 101
・消防、救急車  TEL 100
・警察、消防、救急(EU諸国共通) TEL 112
・在ベルギー日本大使館      TEL (32-2)513-2340
・日本大使館領事部        TEL (32-2)500-0580
・休日開業医の紹介        TEL 02-242-4344
・SOS医師派遣センター      TEL 02-513-0202

ブリュッセルの代表的な観光スポット

グラン・プラス Grand Place

グラン・プラスは、ヴィクトール・ユーゴーが“世界で最も美しい広場”と、またジャン・コクトーが“豊饒なる劇場”と称賛したブリュッセルを訪れる人は誰もが必ず一度は足を運ぶ大広場だ。
6月中旬から9月中旬までの夜には音と光のショーが行われ(22:00すぎ、約10分間の予定。日時などは要確認)、昼間とは違った美しさを見せてくれる。

王の家 Maison du Roi

「王の家」と呼ばれているが、実際に王様が住んだことはなく、現在は市立博物館Musee de la Villeとして使われている。1階にはピーテル・ブリューゲル(父)の『結婚式の行列』、サブロン教会の歴史を描いたタペストリー、彫刻、陶器など、2階にはブリュッセルの歴史に関する資料が展示されていて、3階は有名な“小便小僧”の衣装のコレクションがある。

○TEL:02-2794350
○開館時間:10:00~17:00
○定休日:月、1/1、5/1、11/1、11/11、12/25
○料金:?3

ビール博物館 Maison des Brasseurs

17世紀にビール醸造業者のギルドとして使われていた、「黄金の木」と呼ばれる建物の地下が博物館になっていて、階段を降りるとそこは18世紀の醸造所である。見学のあとは、博物館の片隅にしつらえられた酒場で、一杯のビールを飲みながらくつろぐことができる。

○住所:Grand Place 10
○TEL:02-511-4987
○開館時間:10:00~17:00、12~3月の土・日は12:00~
○定休日:1/1、1~2月の火・水、12/25
○料金:?6(ビール込み)

セルクラースの像 Everard t'Serclaes

セルクラースの像は、ブリュッセルを訪れこの像に触れる人々に幸福をもたらすと昔から言い伝えられている。セルクラースは1388年に暗殺された町の英雄で、12世紀初頭から14世紀初頭まで、ブリュッセルの町はブラバン公によって統治されていた。幸せを祈って像に触れてみよう。

○住所:Grand Place 10
○TEL:02-511-4987
○開館時間:10:00~17:00、12~3月の土・日は12:00~
○定休日:1/1、1~2月の火・水、12/25
○料金:?6(ビール込み)

市庁舎 Hotel de Ville

市庁舎は、15世紀に建てられたゴシック・フランボワイヤン様式の建物。内部見学はガイドツアー(英、仏、蘭語)のみで、受付はグラン・プラスから向かって中庭右側の扉を入った所にある。「マクシミリエンヌMaximilienne」の間に掛けられている美しいタペストリーは必見だ。

○TEL: 02-2794365
○開館時間:火・水15:15、日10:45、12:15
○定休日:10~3月の日曜、1/1、5/1、11/1、11/11、12/25
○料金:?3

マンガ博物館 Centre Belge de la Bande Dessinee

マンガ博物館は、ヌーヴ通りから東に少し入った所にある、ベルギーのマンガに関する博物館。
日本語にも訳されている人気キャラクター、タンタンをはじめ、ベルギーの劇作家の作品が展示されていて、子供から大人まで1日中楽しめる。ミュージアムショップにはさまざまなマンガやタンタングッズなども揃っている。

○住所:Rue des Sables 20
○交通アクセス:02-2191980
○TEL:火~日10:00~18:00
○定休日:月、1/1、12/25
○料金:?7.50

サン・ミッシェル大聖堂 Cathedrale St. -Michel

サン・ミッシェル大聖堂 は、ゴシック様式の内部、南側廊の上には聖ギュデュル像が置かれている。
1962年にメッヘレンをも含む大司教区の大聖堂に昇格し、1516年にカール5世がここで戴冠式をしたり、前国王が結婚式を挙げたことで有名だ。1975年に44個のカリヨンを授かり、すでにあった6個の鐘とともに美しい音色をかなでている。

○住所:Parvis sainte-Gudule
○TEL:02-2197530
○開館時間:7:00~18:00。土は8:30~15:30。(日14:00~)
○定休日:無休
○料金:無料、宝物殿?1

 

ブリュッセルのおすすめグルメ

ベルギー料理

ベルギーは、料理を旅の目的にする人が後を絶たない美食の国で、首都ブリュッセルのレストラン数は、人口比でヨーロッパ第一位とも言われます。ベルギー料理は基本的に、フランスから多大な影響を受けていて、バターやクリームを使った料理が多いところやグラタンが多いところなどがフランスと似ています。ベルギーの郷土料理は、フランス料理を基礎に独自の発展を遂げたフランドル料理と、フランス料理によく似たワロン料理のふたつに分けられ、ベルギー北部のフランドル地域の料理は、海の幸が豊富です。ベルギー北部のフランドル地域の料理は、海の幸が豊富で、シーフードレストランがたくさんあります。

ベルギーでは、朝食と昼食は軽めに食べ、夕食をしっかり食べるというのが主流となっていて、朝食は、タリティーヌと呼ばれる無精白の小麦を使った薄切りのパンを食べることが多いです。日曜日の朝はピストレという皮に牛乳を塗って焼き上げた白パンが伝統の朝食となっています。

○ムール貝(Moules)
ムール貝はベルギーを代表する料理で、秋から冬にかけて旬を迎え、Rの付く月が美味しいとされています。
セロリやポロネギと一緒に蒸した”マリニエール風”や”白ワイン蒸し”など味付けも様々です。
付け合わせには、フリッツが定番です。

○カルボナード(Carbonnade)
カルボナードは、牛肉のビール煮込みで、ビールの国ベルギーならではの料理です。

○ウサギのグーズ煮
ウサギのグーズ煮は、ウサギ肉とグーズビールでじっくり煮込んだ料理で、甘いソースに合ってとても美味しいです。

○ジビエ(Gibier)
ジビエは、秋に解禁となる狩猟でとれるキジ、ウズラ、シカなどを料理したものです。

ベルギーのチョコレート

ベルギ―チョコレートは「プラリン」と呼ばれ、中にプラリネ(ナッツクリームなどのペーストのこと)が入っています。
ゴディバやノイハウス、ヴィタメール、ピエール・マルコリーニなどの有名店から、地元の人達に親しまれる小ぢんまりとしたチョコレート屋などがあります。プラリンは生クリームがベースのプラリネが入ったマノンや、ガナッシュ、トリュフなどさまざまな味や形のものがあり、その他オレンジピールにチョコレートをコーディングしたオランジェットも定番です。

●カカオ・チョコレート博物館
カカオ・チョコレート博物館は、グラン・プラス近くの小規模な博物館ですが、実演も見ることができます。プラリヌは、チョコレートの原材料ともいえるクーベルチュールをいったん溶かして小さい殻を作り、冷やしてから詰め物をして出来上がりです。
○住所:Rue de la Tete d’Or 9-11
○TEL:+32 (0)2 514 2408
○開館時間:10:00~16:30
○定休日:月(7.8月は無休)、1/1,12/25,
○料金:?6

ベルギーのワッフル

ベルギー滞在中に一度は食べておきたいベルギーワッフル。
ベルギーでワッフルは「Gaufreゴーフル」と呼ばれます。
ワッフルにはリエージュ風とブリュッセル風の2種類があり、日本でもお馴染みのものはリエージュ風です。厚めの生地の中にパールシュガーが入っており、ざらざらとした歯ざわりを感じる“食べ歩き”のワッフルです。
ブリュッセル風はサクサクとして軽く、それ自体はあまり甘くありません。
通常お皿の上に載せ、上に粉砂糖やチョコレート、アイスクリーム、フルーツなどがトッピングされています。

○ベルギーの美味しいワッフル屋さん
DANDOY 〈ダンドワ〉  
DANDOYは、1829年創業の老舗のビスケット(クッキー)屋さんで、『美味しいワッフルが食べられる』ことで有名です。1階はおなじみのクッキーがメインで飾られていて、その横にワッフルコーナーがあります。
そこでワッフルを焼いています。立食用のテーブルがあるので、注文してその場で食べることができ、コーヒーなどの注文もできます。また2階はカフェになっているので、ゆっくりとワッフルを楽しみたい方は、このテーブル席がおすすめです。

○おすすめメニュー
・ブリュッセル風ワッフル:キャラメルソースとアイスクリーム付き
・リエージュ風ワッフル:チョコレートソースとアイスクリーム付き
・ベルギー風カプチーノ:濃いコーヒーにホイップクリームがのっています。クッキーも一緒についてきます。

○お土産におすすめなのは・・・
ベルギーでも老舗の伝統的なクッキーで、チョコレートよりも日持ちするダンドワクッキーです。チョコレートを好まない方へも、良いプレゼントになります。

ベルギーのビール

ベルギーの人たちはビールが大好きです。国内には約120社もの醸造所があり、ビールの銘柄は800種類ほどにも上り、その豊富な味わいは誰しもベルギービールの虜になるほどです。

・ベルビュー・クリーク
チェリーの新鮮な香りと酸味を抑えた甘酸っぱく、女性に人気があるビール。

・レフ・ブロンド
かつてディナンのレフ修道院で製造されたビールの製造を受け継ぐビール。

・ヒューガルデン・ホワイト
コリアンダーやオレンジピールなどのスパイスを使用し、新鮮なフルーティーな味わいのベルギーでも人気があるビール。

・セゾン・レガル
ワロン地方原産のビール。もともと季節限定のビールだったが現在は1年中飲むことができる。

・ブルージュ・トリプル
モルトとホップの香りが合わさったブルージュの地ビール。

・トラピストビール
トラピストビールは、シトー会修道院内で修道士の手によって醸造されるビールで、アルコール度数が高めです。現在世界で7ヶ所がトラピストビールとして認められていますが、そのうち6つがベルギーにあります。

ブリュッセルのおすすめレストラン

オー・ザルム・ド・ブリュッセル Aux Armes de Bruxelles

オー・ザルム・ド・ブリュッセル は、落ち着いた雰囲気の中で、伝統料理が楽しめる地元の人たちにも人気の店です。
メニューには100種類以上の料理が並び、スープ、前菜、メイン、デザートの定食が?35、ムール貝が?26.50~です。

○住所:Rue des Bouchers 13
○TEL:02-5115598
○営業時間:12:00~23:15
○定休日:無休
○クレジットカード:AMEX ダイナース JCB マスター VISA
○予約:望ましい
○英語メニュー:○

シェ・レオン Chez Leon

シェ・レオンは、ムール貝料理で有名な、1893年創業という歴史ある店で、ベルギー各地にチェーン店をもちます。
ブリュッセルのグランプラスからすぐのところにあります。ブリュッセルの中心地に位置する当レストランのためだけにベルギーで醸造された、味わい深い新ブロンドビール「LEON Beer (レオン・ビール)」がおすすめ。

○住所:Rue des Bouchers 18
○TEL:02-5111415
○営業時間:11:30~23:00
○定休日:無休
○クレジットカード:AMEX ダイナース マスター VISA
○予約:不要
○英語メニュー:○

スケルトマ Scheltema

スケルトマは、焼きたてのパンがおいしいと評判です。ベルギー名物3コース?32、エビコロッケ、ムール貝、ワッフルなどがあります。

○住所:Rue Dominicains 7
○アクセス:02-5122084
○TEL:020-671-8616
○営業時間:12:00~15:00、18:30~23:30(金・土~翌0:30)
○定休日:日、12/24~25
○クレジットカード: AMEX マスター VISA
○予約:望ましい

 

モカフェ Mokafe

モカフェ は、ギャルリー・サン・チュベール内にある、カフェ兼ブラスリー。サン・チュベール内でショッピングを楽しんだあとに寄るのがおすすめです。

○住所:Galerie du Roi 9
○TEL:02-5117870
○営業時間:7:30~23:00
○定休日:無休
○クレジットカード: AMEX マスター VISA

ル・ロワ・デスパーニュ Le Roy d'Espagne

ル・ロワ・デスパーニュは、最もポピュラーなブラスリー兼カフェで観光客に人気があります。グランプラス散策の合間に一休みできる素敵なカフェです。

○住所:Grand Place 1
○TEL:02-5130807
○営業時間:10:00~翌1:00
○定休日:無休
○クレジットカード: AMEX マスター VISA

ブリュッセルのエンターテイメント

ベルギーのおすすめエンターテインメントをご紹介します。ミュージカル、コンサート、ライブハウスの情報や、エステやスパで癒しを体験など、旅を楽しむテーマに厳選してお届けいたします。

王立モネ劇場 Theatre Royal de la Monnaie

オペラ、バレエのおもな公演は王立モネ劇場で行われます。オペラのシーズンは10~6月で、人気がありすぐ席が埋まるので、早めに予約をしましょう。

○住所:23 rue Leopold
○TEL:02-2291211/070-233939(予約)
○営業時間:火~土11:00~18:00
○定休日:日・月・祝

トーヌ劇場 Theatre Toone

トーヌ劇場 は、子供から大人まで楽しめる人形劇です。併設されたカフェだけの利用もできます。1830年に始まったというだけあって、古い山小屋風の内装が雰囲気を盛り上げています!

○住所:Petite rue des Bouchers 21 (lmpasse Schuddeveld 6)
○TEL:02-5117137
○営業時間:上演 木~土 20:30(土曜のみ16:00にもあり。上演は変更もあるのでカフェに置いてある予定表か電話またはURLで確認を)

パレ・デ・ボザール Palais des Beaux-Arts

パレ・デ・ボザールは、アールヌーヴォーの建築家、オルタHortaによって建てられた、多目的文化センターです。
コンサート、演劇、映画など幅広い文化活動が行われています!ロワイヤル広場からロワイヤル通りに入ってすぐ左下にありますので、近くまで来た方はぜひ足を運んでみるといいでしょう。

○住所:Rue Ravenstein 18
○TEL:02-5078200
○営業時間:11:00~19:00、電話予約9:00~19:00
○定休日:日・祝

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